今年のユジノサハリンスク市の戦勝記念日は、大々的なパレードと勝利広場での献花式がありました。
関係筋から当日の外出は注意するよう言われましたが、事務所通訳の進言を受け、初めて始発地のレーニン広場から勝利広場まで歩きました。
当日の勝利広場は、北風が強く小雨模様の寒空でしたが、普段の雰囲気とは異なり、人々が次第に集まってきて、鈴なりどころか広場が完全に埋まりました。おそらく2万人近くはいたでしょう。
韓国系の人たちもかなりいたので、私を気に留める人は誰もいないことが幸いでした。
列を成す「英雄の像」に花が捧げられていましたが、それよりも「無名戦士の墓」へ花束を捧げる人たちがはるかに多く、名もない人たちを偲ぶロシアの国民性を感じました。
写真は、献花式の遠景です。人だかりのため、そばに寄ることは無理でした。