屋外の花屋さん

〔パラソルの鮮やかな花売りスタンド〕
最近、ユジノサハリンスク、コムニスチー・チェスキー通り(共産党通り)の歩道脇に出現した、花売りスタンド。
夏だけの開業で、日差しも雨もしのげます。
事務所の近くにあり、見ていると、たくさんの人たちが花を買っています。
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雨の多い週

〔市民活動に水をさす雨空〕
先週から小雨模様の天気でしたが、今日27日(火)は、終日、雨が降り続き、気温もさらに低め。
洗濯物の干せない日々が続き、風邪気味の人たちも増えて、ユジノサハリンスク市内の病院は患者で一杯のようです。
”ため息交じり”の市民は「もう雨いらない!夏がきてほしい!」

写真は、事務所の窓から見える小路を雨水が流れる様子。排水路整備が進んでいない場所は、川のように雨水が集まります。
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北方民族まつり

〔ウィルタ民族などの祭〕
一昨日7月24日と、きのう7月25日に、サハリン州立郷土博物館で北方民族まつりが開かれました。
サハリンの各地で細々と続いてきた、民族祭の風化消滅を案じた同館が計画して、今年からこの場所で開かれることになったもので、来年以降も開催される予定です。
写真は、木製打楽器と歌による演奏風景です。ほかにムックリを使った演奏もありました。
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この写真は、精巧に手作りされた木製スプーンで、即売されていました。
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この写真は、動物の皮や毛、干草、布などで作った民芸品です。ほかに、シャケ皮の細片のはり絵も展示即売されていましたが、かなり高額でした。
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バイク愛好家たちの交通安全パレード

〔交通ルールPRへの協力〕
7月24日(土)に、サハリン州運輸・交通局主催で、ドーリンスクからユジノサハリンスク、そしてコルサコフまでの間を、オートバイ60台ほどによる交通安全パレードが行われました。(ドーリンスクは、ユジノサハリンスクの北40キロメートルほどの都市。コルサコフは、ユジノサハリンスクの南45キロメートルほど、稚内との国際フェリー港がある都市です。)
夏は、バイクの季節。事故多発も想定され、自転車、オートバイや乗用車は、特に交通ルール遵守が求められる時期。
今回の催しは、サハリン州内のバイク愛好家たちの協力で実現したものとのこと。
上記各都市の中心地で、愛好家たちはバイクから降り、交差点で一時停車中の乗用車に、交通安全の啓蒙チラシを配布しました。
写真は、コルサコフのレーニン広場に着いたばかりの、バイク愛好家たち。
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愛好家らしく、参加のバイクは自慢のコレクション揃い。
写真は、「カルフォルニア警察」の表示があるバイク。ハーレイ・ダビッドソンなど大型のバイクが、多数ありました。
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飲料水”クワス”の季節

〔夏の風物詩〕
 黒パンに水を加えて発酵させ、甘味料を加えた炭酸飲料水”クワス”は、ロシア独特の飲み物。
 「ロシアのコーラ」と呼ばれており、正に、それに近い風味があります。
 子供だけでなく大人にも人気があり、暑い季節は、方々の街角にあるクワス・スタンドが繁盛します。
写真は、ユジノサハリンスク市内のオクチャブリ映画館前のクワス・スタンドです。
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白瀬南極探検隊100周年記念セレモニー

〔日ロ両国で挙行したセレモニー〕
2010年1月25日の本ブルグに、コルサコフ地区オホーツコエ村レスノエ集落の「樺太時代の南極探検家の慰霊碑」を掲載しましたが、その碑前にて、本日、白瀬南極探検隊100周年を記念するセレモニーが挙行されました。
セレモニーは、秋田県からサハリンを訪問したNPO法人代表4人が主催しましたが、本事務所のほか、ロシア外務省、サハリン州、コルサコフ地区、オホーツコエ村、在ユジノサハリンスク日本国総領事館、北海道サハリン事務所の代表者が参列しました。
普段は、オホーツコエ村レスノエ集落(往時の落帆村)」の人たちが、碑を大切に守っています。
式典では、この地から白瀬南極探検隊に参加したアイヌ民族二人と樺太犬60頭への黙祷や献花、日ロ両国の関係者の挨拶があり、改めて、日本とロシアの歴史的なつながりを感じました。

※この後の南極観測隊が、一時、稚内を犬の訓練基地にしたこともあって、稚内公園には樺太犬の像があるほか、毎年、稚内では8月の最初の土・日曜日に、南極祭が盛大に開催されます。
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白瀬中尉率いる南極探検に参加したアイヌ民族二人は、山辺安之助(やまべ・やすのすけ)と花守信吉(はなもり・しんきち)で、探検隊が目的達成後、無事に帰還しています。
このとき遣わされた樺太犬(ライカ犬)60頭は、帰還時に26頭しか生存せず、さらに天候悪化等の事情により、連れ帰ることができたのは6頭だったといわれます。隊の活動を支えた犬達に多大な犠牲を強いた旅であり、白瀬中尉は、帰還後も犬達の行く末を案じていました。サハリンでは今も、南極に遣わされた犬たちを想う人が多いそうです。
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ポロナイスク都心にて

〔魚の豊富なまち〕
7月15日に、稚内の水産経営者の方を案内して、サハリンの北、北緯49度20分にあるまち「ポロナイスク」を訪れました。途中のまち「マカロフ」まで快適だった舗装道路が途切れた後、改良工事が行われているデコボコ道は、体に良くない振動が続きます。
このまちは、樺太時代の都市「静香(しすか)」そのままの区画で、ユジノサハリンスクを模した碁盤の目状になっているのが特徴です。
往時は、林業、パルプ、石炭、漁業などで発展しましたが、現在は主に林業と漁業が続く人口2万3千人ほどのまちです。※日本時代の名残、かつての製紙工場の廃墟が、ポロナイ川沿いに残っています。
この日は天気が良くて暑さを感じる中、市役所の水産課長が「これまで不順な天候だったが、今日はあなたたちが青空を持ってきてくれた。」と笑顔で応対してくれました。
水産物の加工機械は、韓国、日本、ロシア国産品から良品だけ購入して使用中とのこと。魚類は、日本へも輸出した経過があるが、現在は国内消費を優先し、余剰量を輸出するきまりとのこと。
円・ドル確保のため、大量に輸出していたときに比べて、時代は変ったと思いました。
写真は、オクチャブリ通りの市役所前の景色です。
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鮮魚の遠距離流通、いよいよスタート

〔サハリンの鮮魚をモスクワへ〕
当初の予定日より後の7月16日(金)に、ラ・マレイ社サハリン支社(本社:モスクワ)の事務所と活魚センターのオープン式が、ユジノサハリンスク市内で開催されました。
この会社は、世界中の新鮮な水産物を、航空機を使用して流通させています。
当日は、サハリン州政府、ユジノサハリンスク市、同市に事務所を置く日本や韓国の行政機関の関係者のほか、サハリンの関係企業、稚内・函館の水産経営者、遠くはニューヨークやアラスカの水産会社に勤務する日本人の方々も出席しました。
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泡状氷を使う鮮度維持技術の効果について、ユジノサハリンスク市水産課長から説明がありました。
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提携企業から提供を受けた、サハリンの新鮮な海の幸が、多種類、展示されました。
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平成22年6月4日の当ブログでお伝えした生簀には、活ハナサキガニが展示されていました。
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ユジノサハリンスク郊外の大型店

〔日曜日夕方のシティモール〕
7月11日の夕方に、久しぶりに足を運んだ巨大な店。ユジノサハリンスク空港近くの国道沿いにあります。
稚内のデパートの何倍以上もある規模と外観に圧倒されます。
この日の駐車場は、隙間なく車が並び、人の出入りも頻繁で混雑していました。
ですが、出てくる人たちは、あまり買い物袋を持っていません。
みんな、何が目的なの?
定期的なショーライブ、食事、ビリヤード、ゲームセンター、それとも散歩がてらなの?
よくわからない活況の様子でした。
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ロシア極東の”漁師の日(海の日)”祭り

〔漁を休み海に感謝する日〕
サハリンの各地では、日本の”海の日”より早く、7月11日に”漁師の日(海の日)”祭りが行われ、いろいろな催しがありました。
ユジノサハリンスクでは、ガガーリン公園湖畔で、コルサコフとネベリスクでは海辺を会場としてステージショーや出店があり、賑わっていました。これらのまちは、稚内市と友好都市の提携を結んで各種の交流をしています。

写真は、ネベリスクの会場風景です。風のある日でしたが、日中の暑さを感じる中、水着姿の人もいました。
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会場の人出は、およそ3千人ほどでしょうか。ネベリスク”まちの日”のときより多いのではないでしょうか。
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稚内の西海岸とよく似た海岸段丘が特徴のネベリスクです。
祭りの後も、背後にあるそれぞれのダーチャ(小家屋付き菜園)で、思い思いの料理を作り宴が続くようです。
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塾の先生の引率で映画鑑賞

〔夏休み中でも塾の団体で映画を鑑賞〕
今日の昼、ユジノサハリンスク市の中心街にあるオクチャブリ映画館の前で、たくさんのこども達と引率の先生を見ました。
聞くところでは、6月から8月の長い夏休み中に、英語や芸事などを集中的に学ばせる家庭が多く、授業の息抜きに、たまには映画鑑賞などに行くそうです。
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