日本映画の上映

〔ユジノサハリンスクで第44回日本映画祭を開催〕
 カメラ写りが乏しく、上映内容をご紹介できず申し訳ないのですが、1月28日(金)夕刻から同30日(日)夕刻まで5回、主題の映画祭が、在ユジノサハリンスク日本国総領事館の主催で開催されました。
 日本映画5本(1998年~2008年制作、露語字幕)の上映テーマは、それぞれ日本人の”ど根性”をアピールするもので、「どら平太」、「ブタがいた教室」、「みんなのいえ」、「シコふんじゃった」、「スウィングガールズ」の順でした。
 現地の観客は、5本のうち1本以上は観賞されたようで、オクチャブリ映画館の収容800席が盛況の中で占められ、ユジノサハリンスクの相当数の人々が、普段は見られない日本映画を楽しまれたようです。
 ロシア人観客の反応は、コメディ調の場面では、思いっきり笑い、また、深い洞察が語られた場面では、日本人の深い心を味わったようです。
 奥ゆかしい日本人でも、暮らしの流れの中では、心のバランスを保ち楽しく過ごしていることがご理解いただけたものと思いました。
 上映の3日間は、寒いながら好天気に恵まれ、ほどよい外出日和でした。
写真は、後日2月6日(日)にサハリンテレビ局の午後のニュースに流れた、来館者の様子です。
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同じく、テレビニュースに流れた、観客席の様子です。
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同じく、テレビニュースに流れた、”どら平太”の江戸時代の画面です。
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 写真は、1月28日閉幕後のレセプションで、ロシア外務省ユジノサハリンスク事務所長が、総領事にお祝いの挨拶を述べているところです。
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ネベリスク訪問

〔震災復旧工事が続くまち〕
昨日27日は、用務で、ユジノサハリンスクから約90キロメートル離れたネベリスクを訪問しました。
今年は、積雪が多かったです。
サハリン西海岸のこのまちは、間宮海峡に面しており、まちのシンボル”トド”を愛し漁業が盛んです(トドのほか、冬はたくさんのアザラシが岸辺にいます)。稚内とは、1972年に友好都市を提携し交流が続いています。
2007年8月の地震後の復旧工事は未だに続きますが、そろそろ最終段階となり、今は市役所の新庁舎建設(写真、レーニン広場から撮影)が進んでいます。
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ネベリスクからの帰路、国道から見かけた野菜農場です。内陸に位置し、夏は暑さがこたえますが、今は、家屋も温室の骨組みも雪に埋もれ、それでもたくましく暮らしていると伺いました。
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豪雪の後始末

〔駆り出される長大なクレーン〕
ユジノサハリンスク市内では、1月の豪雪が建物の屋根にも堆積しているため、落下の危険性を懸念し、人力のほか各種の装備を使い除去中です。
市内の主な建物は、5階以上の高さがあるので、容易な作業ではありません。
写真は、ユジノサハリンスク市消防署屋根の雪下ろしです。
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1月のコルサコフ

〔コルサコフのレーニン広場から〕
今日は、用務でコルサコフへ行きました。
天候もまあまあで、それほど寒くなかったです。
市役所前のレーニン広場では、雪像や滑り台で楽しむ子たちがいました。どのまちでも、子供たちは元気です。
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レーニン広場から海岸道路まで、まっすぐにメインストリートが続きます。この通りは、サハリンではめずらしく歩行者天国になっていて、通常は車が通りません(写っている車は、排雪用の車です)。そのため、のんびりした風情で通りを歩くことができます。今は、数少ない露店で、サケの燻製、コマイ、キュウリウオなどが売られていましたが、夏は、もっとたくさんのバザーが並び、にぎわっています。
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サハリン最近接地”稚内”のイベント

〔“サハリン”の南隣にある“稚内”の冬季イベントなど〕
最近のサハリンでは、“稚内”を知っている人たちがとても多くなりました。
これは、稚内・コルサコフ国際フェリーの運航や、稚内とサハリンの3つの友好都市“ネベリスク”、“コルサコフ”、“ユジノサハリンスク”との間で、いろいろな交流が続いている成果と思われます。
今日は、手前味噌で恐縮ながら、冬の稚内で始まる2つのイベント、そして、まちの海岸沿いのどこからでも見える港と巨大クレーンについてお伝えします。
”稚内”というまちをご存じない方々には、サハリンの気候風土と似たまちとして、想像力を高めながら思いを馳せていただきたく思います。

2011年2月・3月の2ケ月間、稚内で体験できるサハリン館のポスターです。(詳しくは稚内市HPでどうぞ)
6年ぶりに復活した催しで、ロシア民謡アンサンブル、ロシア料理の提供、民芸品即売、文化資料展示など多彩な内容です。
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知る人ぞ知る、全国犬ぞり大会が2011年2月26日(土)・27日(日)に稚内で開催されます。(ポスター参照。詳しくは稚内市HPでどうぞ)
今年で28回となるロングランの大会で、日本各地からツワモノ犬がはせ参じます。
かつては、サハリンの北部でこのような催しがあったように聞いています。生活のために犬を使う習慣が、力あふれるカラフト犬などを殖やしてきました。
できれば、サハリンからの参加もほしいのですが。
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稚内は、日本最北の貿易拠点港として発展してきており、現在は、主にサハリンからの船舶が港を利用中です。
このため、タイヤ走行する巨大なクレーンも配備されており、荷卸し・船積みに利用されています。(最大持ち上げ重量:35トンです)
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レーニン広場の氷彫刻展

〔市民による恒例の氷芸術〕
ユジノサハリンスクのレーニン広場では、冬の風物詩ともいえる氷の彫刻群が展示されています。
いろいろな作品が所狭しと並んでいて、訪れる市民の目を楽しませており、芸術性も年々レベルアップしています。
展示期間は、氷が溶け出すころまでのロングランです。
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新しい名所出現

〔駅前公園内の新名所〕
ユジノサハリンスク市の駅前公園で、いつのまにか建てられていた東屋ならぬミニステージ。
新婚カップルの記念の場、誓いの場として、市役所が建てました。
このような新しい名所が、どんどん増え続けています。
このまちを訪れた人は、名所見学に忙しくなるように思われます。
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なごりのヨールカ

〔ユジノサハリンスクで最も大きいヨールカ〕
昨日撮影した勝利広場のヨールカ(ロシアのクリスマスツリー)です。
1月7日のクリスマスは過ぎ去りましたが、まだ市民に新年の祝賀を提供しています。
もうじき撤去されますが、この広場は、2月23日の「祖国英雄の日(旧:兵士の日)」に新たな行事が催されます。
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新年を迎えたサハリンへ到着

〔大雪の季節〕
所用や一時帰国などでブログを休みましたが、先日、新年のサハリンへ戻りました。
日本各地の気象で予想したとおり、ユジノサハリンスク空港へ降り立つと、今冬一番の大雪。まるで、雪を背負って戻った気分です。
ユジノサハリンスク市内もご覧のとおりで、歩道も道路も雪の山。
交通は不便を強いられる季節ですが、スキー場やアイスホッケーリンクでは楽しい歓声が拡がっています。
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