最近のサハリンでは、“稚内”を知っている人たちがとても多くなりました。
これは、稚内・コルサコフ国際フェリーの運航や、稚内とサハリンの3つの友好都市“ネベリスク”、“コルサコフ”、“ユジノサハリンスク”との間で、いろいろな交流が続いている成果と思われます。
今日は、手前味噌で恐縮ながら、冬の稚内で始まる2つのイベント、そして、まちの海岸沿いのどこからでも見える港と巨大クレーンについてお伝えします。
”稚内”というまちをご存じない方々には、サハリンの気候風土と似たまちとして、想像力を高めながら思いを馳せていただきたく思います。
2011年2月・3月の2ケ月間、稚内で体験できるサハリン館のポスターです。(詳しくは稚内市HPでどうぞ)
6年ぶりに復活した催しで、ロシア民謡アンサンブル、ロシア料理の提供、民芸品即売、文化資料展示など多彩な内容です。
知る人ぞ知る、全国犬ぞり大会が2011年2月26日(土)・27日(日)に稚内で開催されます。(ポスター参照。詳しくは稚内市HPでどうぞ)
今年で28回となるロングランの大会で、日本各地からツワモノ犬がはせ参じます。
かつては、サハリンの北部でこのような催しがあったように聞いています。生活のために犬を使う習慣が、力あふれるカラフト犬などを殖やしてきました。
できれば、サハリンからの参加もほしいのですが。
稚内は、日本最北の貿易拠点港として発展してきており、現在は、主にサハリンからの船舶が港を利用中です。
このため、タイヤ走行する巨大なクレーンも配備されており、荷卸し・船積みに利用されています。(最大持ち上げ重量:35トンです)