日本時代の水準点

6月17日朝の出勤時に、当事務所が入居するビルの前で、ビル管理技師たちが、興味深そうに、この品を囲んで、話し合っていました。私が、近づくと、待っていたかのように「面白いものを見つけた。これは何なの?」と、聞いてきました。「日本の時代のもので、地図を作製するための、高さの基準点です。」と、身振りを加えて説明したところ、納得しました。もっと、特別なもので、価値の高いものと考えていたようです。
「どこで、だれが見つけたの?」と聞くと、このビルの管理会社副社長が、ユジノサハリンスクから100Kmほど北の、ヴズモーリエで見つけ、持ち帰ったとのこと。
ロシアの地図も、似たような方法で作製すると思いますが、やはり、日本時代の水準点は採用していないようです。
いつごろ作られたのか、わかりませんが、かなり年数を経たものでした。
ついでに、「この水準点の値段は、いくらか?」と聞かれたので、「私には、わかりません」とだけ答えました。
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posted by ブログ担当 at 11:49Comment(0)その他