旧ソ連時代の1970年の操業開始から、今なお現役で活躍するレトロな設備の様は、40年前にタイムスリップした感さえあります。
操業時間は午後3時頃から朝の5時頃まで。2日働いて2日休暇の2交代制。従業員は30数名。
日に、約8,000個のパンの外、200Kg程のスイーツを製造しているとのこと。
今回の工場訪問は、自社製品の日本への販路拡大について相談を受けたことから、オーナーに頼み込んで実現したものですが、工場を見学した限りでは、その道程は遠く険しいものが・・・・・。
まずは、6月5日から再開する稚内・コルサコフ国際定期フェリーの運航期間中(本年は、6月5日~9月28日)、コルサコフのフェリーターミナルでのお土産販売を提案したとことです。
原料(小麦・ライ麦)をこねる工程。
一次発酵後、パン生地を機械で切り分け、ベルトコンベアで二次発酵の工程へ。
パン焼きの工程と焼き上がり。
窯は操業開始時の代物。40年以上経過して老朽化が著しい。
スイーツの作業工程と、2年ほど前に更新したPC制御の最新の窯。