サハリン エンデューロ事情

5月27日、ユジノサハリンスク市近郊の山林で、40名程の愛好家が集まり、エンデューロ走行会が開催されました。
そもそも、エンデューロとは、オートバイによる山岳人命救助を発祥としたヨーロッパ生まれの歴史ある競技です。
そのため、本格的な競技は、山、川、悪路をフィールドとした大自然の中で、スピードだけではなく、確実に走破することを目的に行われます。
今日のコースは総延長120kmを1周する、早い者で3時間、遅い者で6時間を想定したコースです。

走行前、綿密なミーティングが行われます。
conv0040.jpg

HONDA,SUZUKI,KAWASAKI,YAMAHA,KTM,全てのマシーンは日本で購入した中古車両とのこと。
conv0041.jpg

ユジノサハリンスクの桜開花宣言 その2

昨日開花した事務所近くの桜の下で、大勢のロシア人の方が記念撮影をしています。
どうやら、桜の開花を待ち望んでいたのは日本人だけではなかったようです。
気温27℃まで上がった昨日の陽気で、すでに5分咲き。明日には満開になるでしょう。
草花に詳しい方にお聞きしたところ、写真の桜は『オオヤマサクラ』では、とのことでした。
conv0001.jpg

ユジノサハリンスクの桜開花宣言

今朝(5/22)、出勤途中、事務所近くにある桜の木に花が咲いていました。
日本一遅かった根室の桜に遅れること二日。
仕事柄、多くの日本のメディアの方から、この時期決まって質問を受けるのが桜の開花についてです。
「やっと咲きましたよ」稚内市サハリン事務所から、ユジノサハリンスクの桜開花宣言です。
conv0001.jpg
ところで、写真の桜は何桜なのでしょう?
草花に詳しくない私には今一わかりません。
conv0002.jpg

サハリンのモトクロス事情

5月20日、稚内市と国際定期フェリー航路(2012年は6/5~9/28運行)で結ばれるサハリン州コルサコフ市の郊外で、モトクロスの大会が開催されました。
モトクロスはここサハリンでも若者を中心に年々人気が高まっており、毎年、サハリン各地でシリーズ戦として年間6戦ほど争われるそうです。
conv0013.jpg

若い女性も数多く観戦に訪れています。
conv0011.jpg

バイクを前に、バイク談義に花が咲きます。
日本では環境に配慮して姿を消しつつある2ストマシーンが、ここサハリンでは数多く見受けられます。
conv0010.jpg

ロシアの幼稚園

先月、公務でネベリスク市を訪問しましたが、その際、幼稚園を訪問する機会がありましたのでご紹介します。
2007年8月、ネベリスク市で直下型地震があり、数多くの施設が壊滅的被害を受けたそうです。
今回、大統領に返り咲いたプーチン氏、当時首相の直々の指示によってネベリスク地震復興対策事業がスタート。
そして、古い公共施設は一気に建て替えられました。
今回紹介する幼稚園も、その一つです。

左上から、赤と黄色を用いた色鮮やかな外観。広い敷地に充実した野外遊具。
絨毯を敷いた広い廊下。園児一人一人に割り当てられたカラフルなロッカー。
conv0013.jpg

左上から、体育室?。教室。
個々にベッドを割り当てた仮眠室。音楽遊戯室。
conv0014.jpg

左上から、看護師が常駐する保健室と静養室。
ちょっと怪しさが漂う園児対象のセラピールームと近代的設備の厨房。
conv0015.jpg

道端の釣り人 発見!

5月4日、ユジノサハリンスク市に居住する日本人の知人二人と連れ立って、ドリンスク市郊外にある中ロ合弁のレンガ工場へ視察に行って来ました(ユジノサハリンスク市から北へ50Km 程)。
その帰り道、なっ、なな、なんと! 
道端で釣りをする人を発見!!
地元のTVニュースによると、今冬の例年にない大雪に加え、急激な雪解けのため、川が氾濫し数日前まで道が冠水していたそうです。
それにしても、ここサハリンでは日本では考えられないことが度々起きたり、目にしたりやらで、ほんとうに驚かされる事仕切りです。
因みに、写真の釣り人はウグイを数尾、釣り上げていました。
conv0001.jpg
posted by ブログ担当 at 14:56Comment(0)その他

ユジノサハリンスク 春の大掃除 No.2

ユジノサハリンスクの春の特色の一つとして数えられることに、埃っぽさが挙げられます。
これは、冬の間、車のスリップ事故や歩行者の転倒防止のために散布された砂(土)が、雪解けの乾燥とともに空中に舞うためです。
写真は歩道用の小型清掃車です。ブラシで歩道を擦り埃を吸引するタイプの様(?)ですが、その割には埃が舞い上がり埃っぽさを助長しています。
あまりに急激な雪解けのため、清掃が追い付かないのが現状のようです。
conv0007.jpg

ユジノサハリンスク 春の大掃除

4月29日、ここユジノサハリンスク市では、毎年恒例の春の大掃除が行われました。
5月1日のメーデー、9日の対ドイツ戦勝記念日の前に実施するソ連時代からの恒例行事で、往時は4月21日のレーニンの誕生日に行われていたそうです。
春の大掃除は、日本でも町内会単位などで行われていますが、ロシアでは完全な個人参加(地元の報道では13,000人が参加)のボランティアです。
それにしても、清掃前の街中は、いたる所に空き瓶、ペットボトル、たばこの吸い殻等が散乱していて、まるでゴミ箱状態。
「初めから、捨てなきゃいいのに」と考えるのは私だけでしょうか。
conv0005.jpg