サハリンの地産地消。温室栽培野菜の『チプリチニィ』

ユジノサハリンスクの北、郊外にある大農場『チプリチニィ』(温室の意)。
ソ連時代のソホーズ(国営農場)から、今では一年中、温室栽培で野菜や生花を生産する地元有数の優良企業。
サハリンで流通している野菜の多くは、中国産若しくは中国人がサハリンで農地を借用し生産しているもので、大量の農薬が使用されているとの事。
そのため、価格は割高ですが、ダーチャと呼ばれる家庭菜園(露店などで個人販売されている)や『チプリチニィ』の野菜に人気が集まっています。
どうやら、サハリンでも日本同様、安心安全な野菜を求める気持ちは一緒のようです。

チプリチニィの大温室群と農場内の直売店。販売方法はソ連時代から続く対面式。
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市内に数件ある直売店。野菜は直売店の他、市内のスーパーマーケット等でも購入できる。
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乗客が車掌に早変わり! ユジノサハリンスクのバス

市内何処へでも、一律15ルーブル(約45円)ポッキリで運んでくれる、ユジノサハリンスクの路線バス。
食料品を始めとする生活必需品が、日本に比べ明らかに割高なサハリンにあって、超便利で超お得。
バスの種類は大きく分けて大型・中型車両の他、15人程乗車できるワンボックスタイプの3種類。
大型・中型バスは、日本の路線バスでは既に姿を消した車掌が乗務するツーマンが主流となっている。
一方、ワンボックスタイプはワンマンが基本で、料金の支払いは後ろの乗客から前の乗客へ手渡しで運転手へ(お釣りは、その逆)届けるシステム。
ロシアに似合わず、超合理的なシステムです。

料金は手渡しで運転手の元へ
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左上から、大型バス内部の様子。車掌が指に付けているトイレットペーパーの様なものが乗車券(領収書)。千切って乗客に渡します。
写真下、バス停に掲げられている路線図と乗車券。何本もの路線が縦横無尽に街中を通る。
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写真上、大型バスと中型バス。下はワンボックスタイプ。フロントガラスに張っているナンバーが運行路線を示す。乗客はそのナンバーを確認して乗車する(因みに、写真右上、63番は空港行き)。
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ユジノサハリンスクにある! 『ユニクロ』ならぬ『ユニワールド』

ユジノサハリンスク市内の某ショッピングセンター内にある『ユニクロ』ならぬ『ユニワールド』
ユニクロのオリジナル商品が売られています。
ただ、価格は日本での販売価格の5倍程もする超高級品。
いったい、誰が買うのでしょう?
私は決して買いません!
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posted by ブログ担当 at 07:28Comment(0)その他