サハリンの地産地消。温室栽培野菜の『チプリチニィ』

ユジノサハリンスクの北、郊外にある大農場『チプリチニィ』(温室の意)。
ソ連時代のソホーズ(国営農場)から、今では一年中、温室栽培で野菜や生花を生産する地元有数の優良企業。
サハリンで流通している野菜の多くは、中国産若しくは中国人がサハリンで農地を借用し生産しているもので、大量の農薬が使用されているとの事。
そのため、価格は割高ですが、ダーチャと呼ばれる家庭菜園(露店などで個人販売されている)や『チプリチニィ』の野菜に人気が集まっています。
どうやら、サハリンでも日本同様、安心安全な野菜を求める気持ちは一緒のようです。

チプリチニィの大温室群と農場内の直売店。販売方法はソ連時代から続く対面式。
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市内に数件ある直売店。野菜は直売店の他、市内のスーパーマーケット等でも購入できる。
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