10月7日にモスクワを出発した聖火は、北極点、宇宙(ソユーズで若田さんが船長を務める国際宇宙ステーションへ)等も経由し、ロシア最東端のカムチャッカを経てユジノサハリンスクにやって来たもの。
この後、シベリアを横断、最終的にはロシア全83の地域、約2900の市町村、14000人程のランナーによって、6万5千キロをリレーされ、来年2月7日のソチオリンピックの開会式で聖火台に点火される予定。
1980年のモスクワオリンピックのボイコット事件、旧ソ連の崩壊を経験したロシアが国の威信をかけて開催するソチオリンピック。
一方で、聖火が消えたトーチに、ライターで再点火するシーンが全世界に放映される等、「細かなことを気にしない」、ロシアの大らかさに、少なからず苦笑いしてしまったのは私だけでしょうか?
皆さん、バイカル湖の湖底で聖火が消えてしまわないことを祈りましょう!
メインストリート『レーニン通』を疾走する知人のY.D氏
スラブ民話『火の鳥』の羽をモチーフにした聖火