初日となった24日の夕刻、上映に先駆け開幕式が催され、我が稚内が発祥の『南中ソーラン』が披露されました(会場では「よさこいソーラン」と、間違った紹介がなされていましたが)。
そもそも『南中ソーラン』とは、民謡歌手の伊藤多喜雄のソーラン節をアップテンポにアレンジした曲(TAKIO'S SOHRAN2)を用いた踊りで、稚内南中学校の教員と生徒が考案した事が名前の由来。
今では、全国の小中学校の運動会等で『○○小(中)ソーラン』と変名して広く踊られています。
一方、南中ソーラン発祥の地稚内では全国から多数の愛好家が参加し、2009年から『南中ソーラン全国交流祭(8月下旬)』を開催。また、2010年に開催された上海万博(北海道の日)での伊藤多喜雄氏とのジョイントコンサートを始め、稚内の高校生(南中ソーラン連所属)により海外でも紹介されるようになってきています。
南中ソーランが、よさこいソーランと勘違いされて広く全国に周知されているのは何故か?毎年6月札幌で開催される、よさこいソーラン祭に実行委員会からの招きにより特別参加(稚内南中生徒)した南中ソーランが好評を博し、不幸にもそれが全国に間違って広まった事のように思えてなりません。
http://www.ecpla.net/nantyuu/index.html
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%97%E4%B8%AD%E3%82%BD%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%83%B3