アレクサンドロフスク・サハリンスキーのチェイホフ博物館

モスクワから遠く離れた極東の地サハリンは、帝政ロシア時代には政治犯を収容する流刑地だった。
1890年7月、医師でもあったロシアの文豪チェイホフは囚人たちの実態調査のため、サハリンを訪問。そして、小説「サハリン島」を執筆している。
最初に立ち寄った街が、かつてのサハリンの州都アレクサンドロフスク・サハリンスキー。
この街には、当時チェイホフが投宿した元囚人ランズヴェルグの住居を復元した博物館があり、直筆のメモ等の貴重な資料が展示されている。

住所 アレクサンドロフスク・サハリンスキー市チェイホフ通19
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開館時間 午前10時から午後5時まで(ただし、午後1時から午後2時まで休憩時間)
月曜日、火曜日、毎月の最終日は休館 
入館料 200ルーブル(外国人)
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『もやし』も売ってる! サハリン!

前回紹介の豆腐同様、『もやし』も売っているサハリン(少々、話題探しに行き詰まり?)。
日本で一般的に売られている『緑豆もやし』に、韓国で一般的な『大豆もやし』の2種類を販売。
味は日本の物と変わらず大変おいしいのですが、豆腐に違わず一袋450gと半端無い量。
今日はおひたし、明日は何にしようかな?

大豆もやし(一袋50ルーブル)、緑豆もやし(一袋40ルーブル)
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『サハリン豆腐』に纏わる悩み事

皆さん。「えっ!」と驚かれるかもしれませんが、サハリンにも地元産の豆腐が存在するのです。
韓国系ロシア人の方々が数多く住んでいるサハリン。キムチチゲ等に代表される韓国料理に重宝されています。
味は日本の豆腐に比べ濃厚。食感も硬く身崩れしない沖縄の島豆腐似の『サハリン豆腐』(島豆腐、食べたことありませんが)。
冬がとっても長いサハリン。近頃、超填まっている料理が湯豆腐。
ですが、一度には食べきれない、単身者にとっては心厳しいバカでかさ。
3日間は豆腐三昧の食卓が続きます。

日本の豆腐の3丁分程もある1200g。
価格は1丁100ルーブル(300円程:1ルーブル約3円)。市内数か所の露店等で販売。
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ユジノサハリンスクのスキー場『ゴルニィ ボズヅゥフ(山の空気)』

ユジノサハリンスクの市街地に隣接して平地にあるにもかかわらず、富良野スキー場にも匹敵する規模を有する『ゴルニィ ボズヅゥフ(山の空気)』。
そして何よりも嬉しいのは、パウダースノーと街中からスキーを履いてでも行けそうなくらい近いアクセス距離。
昨年秋に導入した降雪システム。その甲斐あって、今シーズンは日本のゴールデンウィーク期間中までの営業が可能との事。
日本のスキーヤー、ボーダーの皆さん。一度、サハリンで滑ってみてはいかがでしょうか。
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43基8人乗り2337mのゴンドラリフト。世界最速クラス秒速6mのスピードを誇る。
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写真左上から、券売場、頂上付近休憩テント、貸しスキー、林間コース4200m
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リフト料金:1回券100ルーブル、1日券(平日・休日)1000・1600ルーブル、
      休日券(土日2日間)2600ルーブル、6日間券6000ルーブル
貸しスキー料金:1時間350・400ルーブル(平日・休日)、1日2000ルーブル(祝祭日を問わず)
貸しウエア料金:1日300ルーブル(帽子、手袋、ゴーグル各100ルーブル)
http://ski-gv.ru/news.php

サハリンの至宝!! ブレーミヤ・ジャサ!

サハリンで絶大な人気を誇る『ブレーミヤ・ジャサ(ジャズ・タイム)』
ジャズを始め、ハードロックから時には日本の歌謡曲まで熟すスーパーマルチバンド!
先週の金曜日に開催されたコンサート(チェイホフ劇場)も相変わらずの超満員。
そんな人気バンドからラッキーにも届いた招待状。
久しぶりに、音楽に心揺さぶられた一時でした。
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