近づく秋の気配、ユジノサハリンスク

9月に入り、ユジノサハリンスクでは連日晴天の日が続いています。
それに伴い朝の気温も一桁台に突入。
ふと気づくと、街路樹のナナカマドの実も真っ赤に。
本格的な秋の足音が近づく今日この頃です。

今でも現役！ ユジノサハリンスクに有る、昭和初めの文化住宅

先日ご紹介した拓殖学校から程近くにある日本の文化住宅。
1935年（昭和10年）に建てられた物件との事。
驚くことに、80年経った現在もロシア人の老夫婦が暮らしている。


外壁は風雨に強いと言われた南京下見板張り（重ね張り）。


玄関先、上がり框（写真上）。明らかに日本の造りだという事が見て取れる。
襖は壁紙が張り替えられているものの、天井ともに当時そのまま（写真下）。


昔懐かしい、玄関横の石炭庫と便所の汲み取り蓋（写真上）。
庭には石畳の小道。

今日（９月１日）から新学期！ ユジノサハリンスク

ロシアでの9月1日は、新学期始まりの日。
長～い、夏休み（３か月間）の終わりの日でもあります。
写真は、ユジノサハリンスク市で最も伝統が有る、第１番学校の校門前で開門を待つ生徒たちの様子。
友人たちとの久しぶりの再会で、生徒たちの顔には笑顔が自然と溢れています。