夜9時から始まった開幕式に引き続き、この日のメインイベントとなる野焼きの点火式が取り行われた。
そもそも、野焼きとは縄文時代の土器を焼く方法で、地面に穴を掘り熱が逃げないように窪地を造り土器を並べ、その上に枯草被せ薪を組んで自然に任せて土器を焼く方法。
ネベリスクでの野焼きの始まりは、1983年に発生した大韓航空機事故で息子夫婦を亡くした宮崎県在住の陶芸家の女性がその鎮魂のために始めたのがきっかけ。
今では、サハリン各地を始め、モスクワ、ハバロフスク等からも出品参加がある一大イベントに成長。
低気圧の接近に伴う強風の中、招待者、市民の代表により点火式が行われた。
仮設ステージでは各種ステージパフォーマンスが。
ステージの周りには深夜遅くまで絶える事のない市民の輪が。