ですが、ここサハリンでも日本と同様に、中国野菜の残留農薬がちょっとした社会問題化?
そのため、多くのサハリンの住民は自前のダーチャ(家庭菜園)で造る安心安全な野菜か、家計に余裕のある方は少々値は張りますがチプリチニィの野菜を好む傾向にあるようです。
今日はそんなチプリチィの温室(工場)内の様子をご紹介します。
チプリチニィの始まりは、ソ連時代のコルホーズ。また、チプリチニィは日本語では「温室」の意。
全体の生産量の7,8割をトマトとキュウリが占める。
生産期間は、キュウリは年間を通じ、トマトは4月から1月の10か月程。
また季節ごとに、ナス、白菜、レタス等の野菜の他、バラの花などを生産。
受粉の多くはミツバチによるもの。
肥料は液体肥料を用い、水やりはコンピューター管理。
低農薬栽培を実践。
収穫には、軌道移動式の専用リフトを使用。