しかし、サハリンは南北に約900Km と細長い島のため、その往復に多くの日数を要することになる。
そのため、費用もさることながら日本で忙しく働く者にとって、休暇の取得が一番の頭痛の種である。
そんなライダーに、ユジノサハリンスクを拠点とした手軽な「日帰りツーリングコース」をご紹介します。
【ユジノサハリンスク(旧豊原)~コルサコフ(旧大泊)~オジョルスキー(旧長浜)~ノビコボ(旧弥満)往復240km】
ユジノサハリンスクからコルサコフまで舗装された快適な道が続く。
無給油となるコルサコフ~ノビコボ間(往復約160㎞ )での不測の事態に備え、燃料はコルサコフで満タンにしておきたい。
コルサコフ市街を抜けオジョルスキーへ向かう。
海岸線に出て間もなく、目の前に世界最大級のLNG石油プラントが出現する。
海岸線に沿って快適なダートが続く。(写真撮影復路)
コルサコフから20数km程 来た道路脇には、近くの住民が飲料水にする湧水がある。
海岸線のダートは、まだまだ続く。
コルサコフから40km程でオジョルスキー村へ到着。(写真撮影復路)
オジョルスキー村は天然養殖ホタテ貝で有名な宗谷管内猿払村と友好関係にある。
周りに何もない豪快なダートは、まだまだ続く。
ブッセ湖畔の集落、ベレゴボィ。
干潟が続く野鳥の楽園、汽水湖ブッセ。
ノビコボへ向かう途中、少し寄り道。もう一つのブッセ湖畔の集落、ムラビィヨボへ。
目的地ノビコボに到着。お疲れ様でした。
当日は天気が悪く、帰りには雨が降り出す空模様。
暗い写真ばかりでサハリンの素晴らしさをお伝えできませんでしたが、今後もサハリンツーリングの魅力をお伝えしていきたいと思います。乞う期待!
『おまけ情報』
2012/8/11現在、マカロフ~ポロナイスク間の十数キロを除き、コルサコフ~ポロナイスク間は全舗装。オフロード車以外でも、ポロナイスクまでならツーリングは可能だ。
サハリンツーリングに関する問い合わせは、
稚内コルサコフ国際定期フェリーを運行するハートランドフェリー稚内支店(TEL0162-23-3780)へ。
http://www.heartlandferry.jp/sakhalin/index.html
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