今回の旅の目的は、既にご紹介しているように、サハリン縦断ツーリングを目指すライダーのための、GS、カフェ、ホテル、そして、肝心の道路状況の取材。
それでは、サハリン縦断ツーリングの全貌を4回に分けお伝えします。
ユジノサハリンスクを出発して30分。オハまでの道のり(832km)を示す標識。
宮澤賢治の不朽の名作『銀河鉄道の夜』のモチーフになったとされる白鳥湖(レビラジェリ湖)。
真っすぐな道と北海道の風景と見間違うばかりの大自然。ロシア国旗が無ければ、正に北海道そのもの。
ヴズモーリエ(旧白浦)へ到着して間も無く、一つ目の橋を渡って右折、海岸へ向かう。皇紀2600年記念と刻まれた鳥居が今も残る。
駅前には、ヴズモーリエ名物「カニを売る露店」が並ぶ。
イリンスキー(旧久春内)への分岐点。2百数年前、間宮林蔵が樺太探検をした際、アイヌ人に船を担がせ横断した、東西にサハリンで最も狭い区間(約30㎞)。オハへはマカロフ(旧知取)方面を直進。
マカロフへ到着。ストレスのない快適な道は、まだまだ北へ続く。
ポロナイスク(旧敷香)まで12km。そして、最北の街オハまで578kmの地点。ハマナスを始めとする野生の草花が咲き乱れる。
サハリンツーリングに関する問い合わせは、
稚内コルサコフ国際定期フェリーを運行するハートランドフェリー稚内支店(TEL0162-23-3780)へ。
http://www.heartlandferry.jp/sakhalin/index.html
この記事へのコメント
かねごん
はじめまして。
今年8月にサハリンツーリングに行った「かねごん」と申します。
こちらのブログの情報(ほとんど昨年以前の情報)をはじめに、経験者のブログも参考にして行ってきました。
悪名高い「ボシャニコバ峠」をシャフチョルスクに前泊し、ボシャニコバ側からスミルニフへ抜けようと川渡り数回をしながら挑んだのですが、途中で迷って支線に入ってしまい、スミルニフに抜けるどころか、多分ボシャニコバ峠まで到達していないと思います。
ボシャニコバ峠攻略のポイント(目印や左右の右折、支線情報等)ございませんでしょうか?
ポロナイスクにホテルを確保していた関係で、戻ってイリンスキー、アルセンチェフカ経由でポロナイスクへ向かい、23時頃の到着でした。東海岸全線舗装されていなければ無理だったかもしれません。
どんな情報でも構いません。よろしくお願いいたします。
上記HPアドレスはブログアドレスです。
サハリンツーリングについて掲載しております。
稚内市サハリン事務所
ブログ拝見いたしました。
バシャニャコバ峠挑戦、ほんとうにお疲れ様でした。
さて、残念ながら、私自身は仕事の日程調整がつかず、また都合の良い時に限って悪天候による河川の増水等で、バシャニャコバ~スミルニフ間に一度も足を踏み入れたことがありません。
ただ、かねごんさんのブログ写真に写っているライメ社(旅行エージェント)のユーリ・ビシィニャコフ氏の話(先ほど、態々、当事務所を訪問し情報提供して下さいました)では、ベリエクリュチー(バシャニャコバから12Km地点、現在は廃村)の手前を直進(左折?)すべきところを右に曲がってしまったのではないかとのことです。
ただ、ユーリ氏の話では、全区間、標識等一切ないが、1本道のため迷うことは少ない、とのことでしたが。
また、大げさな話だとは思いましたが、アタック前3日間は晴天続きでなければ川が増水して最悪の場合、山の中で孤立しビバークすることになるため、無理しない方が良いとの事でした。
私見ですが、保安上、単独での挑戦はあまりお勧めできません。
レベル的には、オープンエンデューロレースを走行したことがある方ですと問題なく走破できると思いますが、川渡りで転倒された方の様子を拝見いたしましたが、過積載のため明らかに足がバイクの下敷きになり、単独で起き上がることが出来ないようでしたね。
もし、川が増水していたなら、最悪溺死です。それに、マシントラブルも想定しなければなりません。
いずれにしても、ここはロシアで日本ではありません。救急体制も、病院もしっかりしていませんし、バシャニャコバ~スミルニフ間は年に数人の物好きな日本人と、アウトドアが大好きなロシア人が週末に通るくらいなものです。
基本的には誰も助けてくれないと思った方が良いでしょう。
来年、再挑戦なさるのですか。
その際はご連絡ください。よろしければ、ご一緒に挑戦いたしましょう。
かねごん
今回投稿のブログは、旅といい、アクシデントといい、であいといい、たくさんの思いがあったので、長編となりました。
今回は、バシャニコバ峠への道を2回間違えています。
最初は1人が川渡り中に転倒した場所はそこで行き止まり。
ココをしばらく引き返し、元来た道からして左折して進行。
そして、最後に引き返した林業作業中の場所。ココでも違う、「2キロ手前を右だ」とのこと。
ナビなし(オフラインナビはバシャニコバの道路描いてません)なので、難しかったようです。
1本道とのことで、道なりに行ったつもりが結果このようになってしまったので、やはり経験者による誘導が必要なのかなと感じるところです。一本道とはいえ、暗黙的にあそこを左だ・・・とか
現地のナビなどで、ボシャニコバ峠でも現在地を確認できるものがあるとよいのですが。。。
当初は、稚内で友人のバイクが故障してしまい、旅行規模の縮小を考えました。
ボシャニコバ峠はあきらめ、幹線道路走行でシャフチョルクスとポロナイスクを巡って帰ろうかと思ってました。
乗船時に市内観光程度の計画だった3名に出会い、翌日以降一緒の行動に賛同してくれたので、ボシャニコバ峠へのアタックを敢行しております。結果、街間幹線道路になりましたが・・・
一応、あの過積載の中には万一の怪我のための応急セットがたくさんあります。川渡り中の転倒による、空気ボンベやホースはありませんが。。。
バイク故障でサハリンへ来れなかった友人が、是非来年は整備を完璧にして挑みたいのとのことですので、当方は半分案内役で再度サハリンへ行き、今度こそボシャニコバ峠をスミルニフまで抜けようと思っています。
来年のフェリーのスケジュールが決まれば、多分8月中旬のお盆になると思いますが、その時期に挑戦するつもりです。なので、再挑戦「します」。
最低2人は行きます。オフ車で参加可能(そこそこの林道走行経験者)な追加メンバーを募集しています。
当方はオンデューロ経験はありませんが、林道は結構本数を走っています。
北海道の林道各所、四国の最長である剣山林道、栃木県日光市から青森県大間まで台風の中林道を伝って走破(地震による林道閉鎖でやむを得ず一部区間高速・幹線道路利用10%程度)といった「物好きな日本人」です。
ご連絡しますので、是非一緒にボシャニコバに挑戦しましょう。
かねごん
一昨年にサハリンツーリングでコメントを投稿したかねごんです。
ご無沙汰しておりました。
昨年、リベンジに挑もうと思いましたが、予定外にも昨年10月に結婚することになりまして、
その準備のさなかにサハリンツーリングリベンジはちょっと難しい状況になってしまいました。
フェリーのスケジュールもちょっと一昨年とは違っていて、組みにくいスケジュールであったことも理由の一つです。
また、同行予定だった友人もほぼ同時期に結婚し、里帰りしました。
昨年、今年とノースアイランドラリーを実施、予定されており、大変興味がありますが、日程的、金銭的なところをはじめ、
バイクの航続距離的にも難しいと考えております。
フェリーも、一時は打ち切りの話がありましたが、何とか継続される話も出てきており、いつかはリベンジしたいと思っております。
さて、一昨年はボシャニコバースミルニフで途中で道に迷い、断念しました。
当時、現地ではipadで利用可能なオフラインマップのmaps.meを利用しておりました。
ボシャニコバからしばらく行ったところで道路が切れており、実質的に現地でGPSが利用できませんでした。
最近、情報の更新がされたようで、ダウンロードして確認すると、ボシャニコバースミルニフ全線が表示されており、
この情報があれば断念せずに到達できたと思います。
一昨年に頂きましたコメント通り、ベリエクリュチー方面へ向かってしまったものと思います。
さらには、GoogleMapsの地図(画像はGoogleEarth)も、当該地域の詳細度が上がり、地図で確認できる最初の川渡のところを右へそれてベリエクリュチーへ向かってしまったことがはっきりとわかります。
あの川を渡っていれば、先が見えたのかと思うととても残念です。
今年とか、来年は難しいかもしれませんが、いずれはボシャニコバに再アタックしたいと考えております。
もし、同様のアタックを考えている方がいらっしゃれば、オフラインマップでの対応が可能なことや、GoogleMaps(Earth)等で、
事前確認ができることを教えてあげてください。
稚内市サハリン事務所
サハリンも少しずつですがインフラ整備も進み、ヴァシャニコヴァ峠等の超悪路は別として、幹線道路ではダートが姿を消す日も遠くないかもしれません。
最近入手した情報ですが、今年は雪解けが遅くまた5月6月は雨の日が多かったことから河川増水のため、現在ヴァシャニコバ~スミルニフ間は通行できないとの情報が寄せられています。