日露戦争後、ポーツマス条約(1905年)により北緯50度以南が日本領となり、太平洋戦争での敗戦(1945年)までの40年間、南サハリンは樺太と呼ばれる地となりました。
この間、当時の日本最先端の建築技術を投入したであろう建物が、今なお数多く現存しているのです。
今日はその中の一つ、旧樺太守備隊司令官官舎をご紹介します。
1908年11月に建てられたこの建物は、ゴシック風の佇まいを感じる一部木造作りの洋館。
現在は軍事裁判所として利用されています。
住所:ユジノサハリンスク市ネベリスカヤ通44a
アパートに囲まれて建っているため少々分かりづらい。
今後、機会を見て古き樺太時代の建物をご紹介していきたいと思います。
乞うご期待!
この記事へのコメント