目的地はクリリオン岬。
クリリオン岬は、日本最北端の宗谷岬から、宗谷海峡を挟み43Km先にある日本から最も近い外国の領土。
その感動のクリリオン岬までの旅の様子をお伝えします。
朝9時、ユジノサハリンスクを出発。西海岸の街ネベリスク(旧本斗)、ゴロナザヴォーツク(旧内幌)、シブニノ(旧南名好)を経て、クリリオン岬へ向かうコース。
ゴロナザヴォーツクからシブニノまでのフラットダートの後、ひたすら続くビーチラン。
途中、野生の馬に出くわす。嘗ての軍用馬の子孫だろうか。
往路、数か所の景勝地で休憩。
クズネツォバ岬(旧宗仁岬)の灯台とそこから望む超絶景はサハリン一。
岬近くの集落では驚くことにヒグマが飼育されている。
クリリオン岬まで後一息。だが、海渡りと悪路はまだまだ続く。
遂に、感動のクリリオン岬に到着!
宗谷海峡を挟み、はっきりと稚内が見える。
写真では不明だが、双眼鏡で宗谷丘陵の風車群、稚内公園に建つ百年記念塔を確認できる。
キャンプ地、旧白主に到着。
白主は、既に江戸時代中期には松前藩の商場、幕府の番屋が置かれた樺太の玄関口。
間宮林蔵、松浦伝十郎もこの地で寝泊まりしたに違いない。
夕暮れ時、利尻の山をはっきりと確認できる。
クリリオン岬までのツーリングには、オートバイでの単独ツーリングは決してお勧めできない。
クリリオンまでの道を熟知した地元の者とともに2台以上の4輪駆動車でのツーリングか、加えてオートバイでのツーリングにはサポートカーにガソリンを積載し行くしかない。
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