サハリンは大陸へのゲートウェイ(ユーラシア大陸への渡り方 2014年8月)第2回

前回、乗船手続に関して大事なことを一つお伝えするのを忘れていました。
一連の乗船手続に関し、全てロシア語か英語が基本です。基本的には日本語は通じません。
そのため、今年大陸へ渡った何名かの乗船手続を当事務所でお手伝いしたという事も有りました。
また、出航時刻は前日でなければ分らない(決まらない)ため、乗船まで何度もDTS本支社へ赴かなければならない事を覚悟しなければなりません。

さて、いよいよ乗船です。
港入口の検問所にて乗船のための一連の書類を検閲後、港内へ。
貨車、大型トラックと乗用車に続き、最後に二輪の積み込み。
船内へと続く貨車積み込み用の線路。その脇にはタイヤがすっぽり填まってしまう程の広い隙間が。慎重に乗船したいものだ。
バイクはトラックと乗用車のチョットしたスペースに駐車。固定することは一切なし。バイクが転倒してしまわないものかと大いに不安。
conv0002.jpg

車両の積み込み後、乗客は船体前方右横の乗船口から船内へ。
【サハリン-9】総トン数:9346t。速力:最大13ノット/平均9.1ノット。
客室は、甲板より上階:1人部屋(VIP)、2人部屋、4人部屋。同下階(窓無し):4人部屋、8人部屋。
因みに、上階2人部屋で片道6500ルーブル程(2輪車両込)。
conv0004.jpg

写真は上階2人部屋。簡易的なソファ、テーブル、イス、ロッカー、洗面台が完備。ベッドは上下2段。
シーツ、枕カバーは客室係の部屋まで受取りに行かなければならない。また翌朝には返却が必要(返却のためのサインを求められる)。
conv0005.jpg

船内にはシャワールーム、ランドリーが。有料で使用出来るらしい。
conv0006.jpg

食堂兼売店。乗船前に渡された軽食の引換券と軽食(写真下)。食事もできるが、メニューは全てロシア語。
conv0007.jpg

この記事へのコメント