距離11Km 程を往復8時間あまりの登山。
初心者にとっては少々ハードな行程でしたが、一人の脱落者もなく感動の初登頂に成功。
チェイホフ山は標高1,048mの山で、樺太時代には鈴谷岳と呼ばれていた南樺太の最高峰。
樺太時代には、豊原の学校の児童・生徒が体力向上、精神鍛錬のために登った身近な山。
登山口からの登り始めは奥深い森林の中を登る。
傾斜30度はある急こう配が1時間以上続く。
登山道周辺の植物
登り始めて2時間半。前方に山頂が見えてくる。
一方、遙か眼下にはユジノサハリンスクの市街地の他、ツナイチャ湖、オホーツク海が見える。
山頂には樺太時代の防空監視施設の一部が今なお風雪に耐え建っている。
外壁には「昭和二十年七月二十日」と刻まれた文字跡が微かに読み取れる。
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