めちゃ寒い! ユジノサハリンスク

チョッと、遅くなりましたが、『アムールスカヤ通の窓から』をご覧になっている皆様、あけましておめでとうございます。
年末年始の帰国。昨日からの出勤のため暫らく振りの更新です。
1か月ぶりのサハリンの印象は、とにかく『寒い』の一言です。
昨年4月から健康のために続けている遠回りしてのウォーキング出勤。
今朝、アパートの窓の外に設置してある温度計はマイナス18℃を指していましたが、それでも暖かいくらいに感じます。それもその筈、昨日はマイナス27℃。健康どころか呼吸をするたびに胸が痛くなる寒さにウオーキングする心が折れそうでした。
それでは、今年のお初は朝の出勤途中のユジノサハリンスク市内の様子をお伝えします。

信号待ちの間、足元から寒さがジンジンと伝わります。
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ソチオリンピックまで後24日。がんばれニッポン!
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日本との時差が2時間早いサハリン。
朝8時でも真っ暗。イルミネーションが綺麗に輝いています。
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いつでも綺麗に除雪されている歩道。歩行者優先が徹底しているサハリンならでは?
本当に歩きやすいですよ(道産子が云うのですから間違いありません)。
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ユジノサハリンスクの師走 『大雪が降り続く日々』

13日の金曜から三日三晩降り続いている雪。
16日の朝だというのに、一向に降りやむ気配がありません。
この大雪で、空港の閉鎖が続きサハリンは正に孤島状態。
14日の帰国予定が18日以降に延期に・゜゜・(≧◯≦)・゜゜・
喜んでいるのは子供達と犬、そしてスキー場だけなのでしょうね?

アパートの前、雪で埋もれた車を手でかき出す親子(15日午後)
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雪に埋もれた住宅地の駐車場の様子(15日午後)
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月曜日の朝、ユジノサハリンスク市内の様子(16日朝)
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ユジノサハリンスクの師走 『とある晴れた日の昼下がり』

写真は、昨日の昼さがり、ユジノサハリンスク市内の様子です。
先日降った雪が市内いたる所に残り、どうやら根雪の気配。
道行く市民も滑る足元が気になる様子。
本当に長い北国の冬の始まりです。

市内中心部のビル最上階から市内を望む。
手前の建物は、旧樺太庁豊原病院(現在は陸軍病院)。建設から80年余り(1931年竣工)。
保存か取り壊しか? 今、サハリンでチョッとした話題に!
http://news.astv.ru/news/32849
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ユジノサハリンスク駅周辺
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改めて街路樹(コムニチェスキー通、チェイホフ劇場周辺)の多さが目を引く。
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市内各所交差点。
飾りつけをした車が1台。結婚式でもあるのかなぁ。
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ゴロニィ ボーズドゥフ(山の空気)スキー場。
今年から降雪機を新規導入。オープンは今月中旬以降との事。
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ユジノサハリンスクの師走

12月に入り、年末年始を祝う恒例の高さ20mは有ろうかという、ヨールカ(ロシアのクリスマスツリー)の建設準備が州政府前広場で始まった。
また、それと並行して市内各所では冬の街を彩るイルミネーションが続々と点灯。
知人のロシア人に言わせると「ヨールカの準備が始まると気分は休みモードに突入(仕事に身が入らない?)」との事。
サハリンの師走は、日本の何とも慌ただしい師走とは少々趣を異にしているようです。
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日本に比べ時差が2時間早いサハリン。
朝の8時になってもイルミネーションが美しく輝いています。
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寂しさ漂うガガーリン公園

写真は先週土曜日(16日)のガガーリン公園の様子です。
先月の様子(10/25参照)とは打って変わって、散歩する人も疎ら。
これから(冬は)、いったい何して過ごそうかな?
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雪やこんこん、ユジノサハリンスク

発達した低気圧がサハリンを直撃。
未明から降り続く雪で、ユジノサハリンスク市内は一面銀世界。
道行く人も、帽子にマフラー、防寒着。
長~い長~い冬の始まりを感じさせる1日となりました。
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秋、サハリンのお勧め

とにかく、散歩好きのサハリンの人たち。
秋、晴れた日の休日ともなれば、市内の公園には多くの市民が繰り出します。
公園内の屋台も大忙し。縁日擬きの週末はいつまで続くのかなぁ~?
【先週末のガガーリン公園の様子】
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初雪降る、ユジノサハリンスク

昨日、昨年に比べ2日程早い初雪があったユジノサハリンスク。
市内のスキー場『ゴルニィ ボズヅゥフ(山の空気)』も雪化粧。
一方、北海道各地では平年より20日以上も早い初雪があり、釧路や帯広では10センチ以上もの積雪があったとのこと。
幸い、ユジノサハリンスクでは大雪にはなりませんでしたが、ここ数日氷点下の朝が続いています。
どうやら、サハリンの長い長い冬が、もうそこまでやって来ているようです。
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秋も終わりのユジノサハリンスク!

2週間ほど一時帰国している間に、初秋から晩秋へと一気に様変わりのユジノサハリンスク。
未だに夏日が続いている東京とは打って変わって、近頃では氷点下の朝もあるとのこと。
街角の露店では、市販の手袋、靴下に混じり、手編みの毛糸のソックスも好評発売中。
もうすぐ、初雪あるのかな~?
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事務所近くにある真っ赤に色付いたナナカマドと姫リンゴの実。
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ユジノサハリンスクの『街の日』

先週の土曜日、ユジノサハリンスクの誕生を祝う『街の日』のイベントが、市役所前広場とその周辺の道路を閉鎖し、盛大に開催されました。
そもそも、ユジノサハリンスクの始まりは、1882年、当時のコルサコフ管区長官V・N・ウラジミール少佐の名前に因んだ開拓集落『ウラジミロフスカ』の誕生まで遡ります。
その頃、サハリン各地では次々と集落が誕生していましたが、『ウラジミロフスカ』はそれら開拓集落の最も古い一つとして誕生したものです。
その後、日露戦争を経て1908年8月に豊原。更に、ソ連侵攻の翌年(1946年7月)には、ユジノサハリンスクへと二度の改名を経て現在に至っています。
今年で開基131年となるユジノサハリンスク。毎年開催される式典、数々のアトラクションの規模も、石油天然ガス開発による経済発展に伴い、毎年盛大になってきているようです。
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子供達を楽しませる数々のアトラクション
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レーニン通特設会場でのプチスポーツ大会
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見習いたい! サハリンの交通マナー

「皆さん。近頃、信号機の無い横断歩道の前で、道路を渡ろうとして立っていても、中々車が止まってくれない、な~んて事ありませんか?」
写真は、平日の朝8時半頃、ユジノサハリンスク中心部にある信号機の無い横断歩道での一コマ。
ご覧の通り、ここサハリンでは、歩行者優先が徹底していて、略100%止まってくれます。
そのためなのか、左右の安全確認をしないまま横断する人も結構いて、少々驚かされたりします(稚内でも、ロシアの方が突然、横断歩道を渡るのも、そのため?)。
日本には、『車は急に止まらない』と云う交通標語がありますが、サハリンではすぐに止まるものと信じられているのでしょうか?
日本で忘れ去られつつある歩行者に対する優しさ。
日本のドライバーの皆さん。もう一度、初心に帰って見習ってみては如何でしょうか。
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サハリンの『一番』 新装オープン

昨日、価格、品揃え、集客とも、サハリンで一二を争う(?)高級スーパー『ピエルビー(一番)』が、3ヶ月ぶりに新装オープン。
11時から始まったオープンセレモニーに合わせ、大勢の買い物客が詰めかけました。
開店後、店内は買い物客でごった返していましたが、価格の安い目玉商品があるでもなく、全ての商品が従来またはそれ以上の価格で販売。
買い物客からは、ため息とブーイングが?・・・
それでも、いつも多くの買い物客で賑わっているのは何故? 
正直、ユジノサハリンスク市民の旺盛な購買力には、いつも驚かされっ放しです。

オープン前、慌しく準備に追われる従業員と店内の様子
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オープンに集まった多くの買い物客とオープン後の店内の様子
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オープンに合わせ各種パフォーマンスが・・・
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路上のキリル文字

数日前から、市内あちこちの路上に描かれているキリル文字。
どうやら、明日から始まる移動テントサーカスのPR広告の様。
日本では、器物損壊として御法度ですが、ここサハリンでは大目に見てくれるようです。
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ライトアップされたサハリン州郷土博物館(旧樺太庁博物館)

7月15日夕刻、ユジノサハリンスクのシンボル的建築物『サハリン州郷土博物館(旧樺太庁博物館)』をライトアップするセレモニーがありました。
このライトアップは、今年で23年、ユジノサハリンスクで生活をしている日本人のレストラン経営者の方が、私費を投じ2年越しで実現させたものです。
一時、日本国内では、都市再開発が盛んに行われ、スクラップ・アンド・ビルドと称し、古い建物を壊し新しい建物へ建て替えることを持て囃した時期があり、その間、歴史的にも貴重であったであろう建物も少なからず失われたことがありました。
一方、サハリンでは古くなった建物でも、修理を施しトコトン用いる気風が根強くあり、これが幸いして樺太庁博物館もサハリン州郷土博物館として、現存したのかもしれません。
いずれにしても、百年2百年先まで後世に残すべき建物として、日ロを問わず大切にしていきたいものです。
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樺太神社跡に残る松の大木

写真は、現在のユジノサハリンスク市内にある樺太神社本殿跡の様子です。
写真に写る二本の「松の大木」
大正14年8月。当時、皇太子であった昭和天皇が植樹したものとの事。
実際に植樹されたのは向かって左側の松(写真上)。
右側の松は、左側の松が万が一、枯れてしまった場合の備えとして植えたもの。
今、ユジノサハリンスク市を中心に、神社跡地の公園化計画が持ち上がっているようです。

写真下、宝物殿(左)と松の木を本殿側から望む(右)。
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