雪化粧したユジノサハリンスク

11月18日(日曜日)、朝10時30分ころのユジノサハリンスクの様子です。
先月19日に初雪がありましたが、その後、気温の高い日が続いていて、積雪を見ることがありませんでしたが、昨晩の雨が未明には雪に変わり、今朝の雪化粧となったのでしょう。
道行く女性も、皮のコートにロングブーツ、そして手袋にマフラー。かなりな重装備。
根雪も、そろそろ近そうな今日この頃です。
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日本じゃあり得ない? サハリンの駐車光景。

ここユジノサハリンスクでは、1991年のペレストロイ以降、日本の中古車が数多く輸入されたことによる著しい車社会が到来し、未だに駐車場不足が続き路上駐車が横行しています。
それもそのはずです。聞くところによると、ソ連時代は車を発注してから納車まで4,5年の歳月を要するのが一般的で、限られた者(共産党幹部?)だけが許された高級品とのこと。
そのため、当時は、バス、パトカー、消防車等、公共に供する車両以外は、ほとんど見かけることもなく、駐車場は必要なかったようです。

二重駐車は当たり前。日本では先ず見かけない進行方向と真逆な駐車車両も混じる縦列駐車。
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中には、車1台がやっと通れる道幅しか確保されていない道路もある。
この状態で、進行方向と反対の車は、どちらに進むのだろう。
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初雪舞う ユジノサハリンスク

ここ数日、朝晩の冷え込みが一段と厳しくなってきていましたが、今日とうとう初雪がありました。
雪は5分ほどで降りやみましたが、これから半年、雪の季節が始まると思うと、チョッと憂鬱・・。
写真は、10月19日10時30分(サハリン時間:日本より2時間早い)、事務所の窓からの様子です。
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秋深し ユジノサハリンスク

9月下旬、まだまだ暑さ残る中、ビザ更新のため日本へ一時帰国していましたが、ここユジノサハリンスクでは10月に入り朝晩の気温が連日一桁台の日が続いていたそうです。
そのため、街中の様子も一変。一気に秋の気配。
チョッと物寂しい気もしますが、ユジノサハリンスクの最も美しい季節の到来です。
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ロシアの日

6月12日は「ロシアの日」。日本でいう建国記念日(?)に当たります。
1990年、ロシア共和国がソビエト連邦に対し、主権(独立)を宣言した日です。
ここユジノサハリンスク市ても、各種記念行事が開催されました。
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絶好の行楽日和となったこの日、ガガーリン公園は記念行事の外、
初夏の訪れを楽しむ多くの家族連れや恋人達で賑わっていました。
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ユジノサハリンスク 初夏の装い

このところ、ユジノサハリンスクでは、気温が25℃前後まで上昇する日が2日3日続いています。
その為か、女性の服装も一気に夏の装いです。
一転、明後日以降、天気予報では気温15℃前後の日が続きます。
サハリンでは三寒四温を繰り返し短い夏が訪れるようです。
明日、6月5日は稚内コルサコフ国際定期フェリーの今年最初の運行日。
天候に恵まれ、良い旅になるよう祈るばかりです。
(2012年、稚内コルサコフ国際定期フェリーは、ハートランドフェリーにより、6/5~9/28の期間、56便28往復運航予定)   http://www.heartlandferry.jp/sakhalin/jikoku.html
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ユジノサハリンスク 春の大掃除 No.2

ユジノサハリンスクの春の特色の一つとして数えられることに、埃っぽさが挙げられます。
これは、冬の間、車のスリップ事故や歩行者の転倒防止のために散布された砂(土)が、雪解けの乾燥とともに空中に舞うためです。
写真は歩道用の小型清掃車です。ブラシで歩道を擦り埃を吸引するタイプの様(?)ですが、その割には埃が舞い上がり埃っぽさを助長しています。
あまりに急激な雪解けのため、清掃が追い付かないのが現状のようです。
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ユジノサハリンスク 春の大掃除

4月29日、ここユジノサハリンスク市では、毎年恒例の春の大掃除が行われました。
5月1日のメーデー、9日の対ドイツ戦勝記念日の前に実施するソ連時代からの恒例行事で、往時は4月21日のレーニンの誕生日に行われていたそうです。
春の大掃除は、日本でも町内会単位などで行われていますが、ロシアでは完全な個人参加(地元の報道では13,000人が参加)のボランティアです。
それにしても、清掃前の街中は、いたる所に空き瓶、ペットボトル、たばこの吸い殻等が散乱していて、まるでゴミ箱状態。
「初めから、捨てなきゃいいのに」と考えるのは私だけでしょうか。
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雪解け進むユジノサハリンスク

4月4日の大雪から一転、ここユジノサハリンスクでは急速に雪解けが進んでいます。
街を走る車はすべて泥だらけ、街行く人は泥の跳ね上がりを気にしつつ歩いています。
また、雪の中から沢山のゴミが顔を覗かせ始めています。
後、1,2週間はユジノサハリンスクの最も汚い季節が続きます。
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ユジノサハリンスク 春の大嵐!

4月4日、ここユジノサハリンスクでは極度に発達した低気圧の通過のため猛吹雪となり、雪解けの進んでいた街中は一瞬にして真冬に逆戻りしてしまいました。
長年、当地に居住するロシア人にとっても、4月に入ってからの、これ程の猛吹雪は記憶にないとのことです。
アメリカの太陽活動研究機関の発表(2011.6)によると、太陽の活動が17世紀以来の休止期(マウンダー極小期)に突入した可能性があるそうです。
こんな話を聞き、長い冬が更に長く続くかと思うと、考えるだけで憂鬱になります。
本当に、春が待ち遠しい、今日この頃です。
4月4日朝、通勤時の吹雪の様子。
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翌5日午後1時頃の事務所前の様子。未だ、雪の中に埋まったままの車。
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ロシア・ユジノサハリンスク発、日本式健康ランド!

休日を利用して、昨年12月23日にオープンしたばかりの″日本式健康ランド″へ行ってきました。
料金は土日祝祭日が3時間600ルーブル(約1,700円)、平日が時間無制限で同じく600ルーブル。
サハリンにしては良心的な料金設定になっている。
ロシアで、このような日本式健康ランドは初めてとのこと。また、サウナとしてもロシア一の規模とのこと。


営業時間は11:00~23:00。
中に入ると正面に受付カウンターがあり、入浴料を支払ってロッカーキーと館内着を受け取ります。
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改札ゲートを通って館内へ。脱衣場にも受付カウンターがあり、館内での飲食等のお金をチャージします。
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ヒノキ風呂、ジャグジー、水風呂等の他、日本式サウナとロシア式サウナがある。
ロシア式サウナ入口横のバケツに入っている白樺の葉は無料で使えます。
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洗い場は座位、立位の2種類。日本と異なり、石鹸・シャンプーは設置されていない。
有料で垢こすりもできる。
何故か、洗い場の隣にトイレが設置されている。
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休憩室にはTV付のリクライニングソファ、有料のマッサージソファが置かれている。
ビール(ヴァルチカ0.5L)は、1杯140ルーブル。
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休憩室に隣接して数種類のリラクゼーションルーム(55℃~75℃)も設置されている。
左上から、岩塩を敷き詰めた部屋。75℃の低温サウナ。左下の写真は天井と壁いっぱいに木炭が埋め込まれている部屋。森林浴を体験できる部屋(20数℃)も設置されている。
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その他、赤外線の治療用ベット?、プレイルーム、ビリヤード、PCルームもある。
中でも、プレイルーム、ビリヤードが無料なのは嬉しい限り。
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サハリン・バレンタインロード?

2月14日は、言わずと知れた〝バレンタインデー〝
日本では、女性から男性へ、愛情の告白としてチョコレートを贈る習慣となっています。
昨年、サハリンから遠く離れたロシア西部のベルゴロド州では、「心の安全を守るため」と称して、州政府から教育機関等へ、バレンタインデーを祝うのを自粛するよう通達があったそうです(今年は無かった様ですが)。
ソ連崩壊後、ロシアでは若者を中心に、互いにプレゼントを交換したり、食事へ行ったりと、愛情を確かめ合う「恋人の日」としてバレンタインデーを祝うようになったそうです。
写真は、14日の朝、ユジノサハリンスク市内に出現した「バレンタインロード?」ですが、翌日未明から降りしきる雪のため、果敢なく消えてしまいました。
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ユジノサハリンスク、突然の暖気

2月6日、ユジノサハリンスク市内では、日中の気温が0℃近くまで上昇しました。
その陽気で、稚内市サハリン事務所が入居するビルの屋根から落雪があり、玄関脇に駐車してあった乗用車のフロントガラスと屋根がペシャンコに潰れてしまいました。
聞くところによると、毎年、融雪が進む時期に屋根からの落雪で命を落とす方がいるそうです。
冬、暖かい日には、上を見ながら外を歩かなければならないようです。
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サハリンの冬、朝の通勤風景

朝8時45分頃のユジノサハリンスク市内の様子です。
気温-15℃、無風。
底冷えする暗闇の中での通勤です。
ロシアサハリン州の州都〝ユジノサハリンスク″は、日本最北端の都市〝稚内″の北、200Km程に位置します。
そのため、冬期間は日本に比べ日照時間が短く、更には時差が2時間早いことから、この時期はいつも暗闇の中での通勤になります。
本当に春が待ち遠しい今日この頃です。
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サハリンのクリスマスツリー

今の時期、ユジノサハリンスクには、1年を通じて最も色鮮やかな夜が訪れます。
写真は、市内数か所に設置された高さ20m程のクリスマスツリーと、街を彩るイルミネーションです。
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ロシアでのクリスマスツリーはクリスマスを祝うためのものではなく、新年を祝うためのもので1月末頃まで設置しているそうです。
ロシアのクリスマスはロシア正教の暦による1月7日で、お正月休みは10日頃まで続くそうです。
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