ユジノサハリンスクの白い悪魔?

日本各地に大きな被害をもたらした爆弾低気圧。
ここユジノサハリンスクでも16日夜半から18日にかけて猛烈な暴風雪が街を襲撃!・・・?
その影響で17日未明には通信を除く全てのライフラインが20時間ほど完全ストップ。
いつもの事ながら、冷凍庫に貯蔵してある食材(日本から運んできた)の鮮度の事が気になったのは私だけなのでしょうか?
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轍に填まりスタックする車(19日朝アパート前)と、その夜やっと始まった除雪作業
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ユジノサハリンスクからウクライナの平和を願う

コルサコフとユジノサハリンスクとを結ぶ幹線道路沿いにあるロシア陸軍の駐屯地。
近頃、何やら不穏な様子。
知らぬ間に、数多くの戦車が集結しています。
聞いた噂では、ウクライナ問題が激化した場合、必要に応じて派遣するのでは、との事。
普段、テレビの中の出来事だった戦争を少し身近に感じた瞬間です。
いずれにしても、これらの戦車が使われることなく、ウクライナ問題が鎮静化するのを願うばかりです。
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「非少行年」は、非行少年?

ホルムスク市内のと或る駐車場で見かけた一台の事故車輛。
割れたフロントガラスに非行少年の文字が!!  いやいや、「非少行年」の文字が!
明らかに、日本の某メーカーの中古車と思われますが、一体誰がこんな間違った日本語の使い方を犯したのでしょうか。
それとも、「小」と「行」の間に返り点が必要な漢文なのでしょうか。
将又、何かの暗号なのでしょうか・・・?(そんな事ないかぁ~)
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2014年 稚内・コルサコフ日ロ国際定期フェリー運行始まる!

今日(6月2日)、昨年9月27日を以て冬期間運休していた「稚内・コルサコフ日ロ国際定期フェリー」が42人の乗客を乗せ再開した。
今年も昨年同様、6月がから9月に掛けて、28往復56便が運航されます。
今年は、『第1回ノースアイランドラリー札幌・稚内・サハリン5デイズ』と銘打った本航路を利用した2輪の国際ラリーも新たに企画される等、いま正に、『サハリン』は旬!
日本の皆さん。是非一度、稚内・コルサコフ日ロ国際定期フェリーを利用して、〝日本から最も近いヨーロッパ″サハリンへ、来られてみては如何でしょうか。
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聖火が街にやって来た!

昨日、ソチ冬季オリンピックの聖火が、ユジノサハリンスクにやって来た。
10月7日にモスクワを出発した聖火は、北極点、宇宙(ソユーズで若田さんが船長を務める国際宇宙ステーションへ)等も経由し、ロシア最東端のカムチャッカを経てユジノサハリンスクにやって来たもの。
この後、シベリアを横断、最終的にはロシア全83の地域、約2900の市町村、14000人程のランナーによって、6万5千キロをリレーされ、来年2月7日のソチオリンピックの開会式で聖火台に点火される予定。
1980年のモスクワオリンピックのボイコット事件、旧ソ連の崩壊を経験したロシアが国の威信をかけて開催するソチオリンピック。
一方で、聖火が消えたトーチに、ライターで再点火するシーンが全世界に放映される等、「細かなことを気にしない」、ロシアの大らかさに、少なからず苦笑いしてしまったのは私だけでしょうか?
皆さん、バイカル湖の湖底で聖火が消えてしまわないことを祈りましょう!

メインストリート『レーニン通』を疾走する知人のY.D氏
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スラブ民話『火の鳥』の羽をモチーフにした聖火
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2014年 日ロ国際定期フェリー(稚内~コルサコフ)運行日程 発表!

稚内・コルサコフ(ロシア連邦サハリン州)を繋ぐ、2014年度の日ロ国際定期フェリーの運航日程が、ハートランドフェリー(TEL:0162-23-3780)から発表された。
それによると、2014年は6月2日から9月24日の期間に今年と同じ28往復(2等客室往復 40,000円)を運航する。
何といってもサハリンの魅力は、北海道にもない手つかずの大自然と日本から最も近いヨーロッパの佇まい。
釣り、写真、ツーリング等、日本では味わえない大スケールの体験が可能な『マニアックアイランド・サハリン』。
是非、一度お越しください。
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稚内市サハリン事務所への行き方

今年に入ってから『アムールスカヤ通の窓から』をご覧になって下さっている方々の当事務所への訪問が急増しています。
ただ、当事務所はユジノサハリンスク駅から徒歩5分、町のど真ん中にある割には、とても分かりづらい所にあるため、いつも『迷ってしまいました』と云う、お話をよく耳にします。
『アムールスカヤ通の窓から』をご覧の皆さん。当事務所へお越しの際は、下記の地図をご参考下さい。
ユジノサハリンスク市アムールスカヤ通62A-103号室(1F)
稚内市サハリン事務所からのお知らせでした。
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サハリン発、路上から愛をこめて・・・?

『ス ディニョーム ラジュディエニヤ ナースティヨン!』
(ナースチャ、お誕生日、おめでとう。)
サハリンの、粋な誕生日メッセージでした。
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サハリン版、ロミオとジュリエット?
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旧ソ連、祖国防衛の証し?

ユジノサハリンスクから北へ60㎞程行ったスタロドブスコエ(旧栄浜)の海岸。
知る人ぞ知る、宮沢賢治が不朽の名作『銀河鉄道の夜』を書き下ろす切っ掛けとなった、とも云われる海岸。
そんな哀愁漂う海岸に残る旧ソ連の砲台跡。
宮澤賢治ファンからすると何とも似つかわしくない風景ですが、これも嘗ては、世界を東西に二分した冷戦時代の遺構であり、後世に残すべき負の遺産なのかもしれません?・・・
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サハリン、巨大プラントと夏の海!

コルサコフから東へ10キロほどの所にある世界最大級のLNGプラント。
そして、眩しいばかりの夏の海。
そこには、短い夏を惜しむように楽しむ、サハリンの人々の姿が。
それにしても、巨大プラントと海水浴・・・。
何ともミスマッチな組み合わせとは思いませんか?
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サハリンの ! の意味

日本では、感嘆符、びっくりマークと呼ばれ、強調したい文章や単語の後に付けたりします。
ところが、ここサハリンでは、運転免許取りたての初心者や、運転に自信のないドライバーが、任意に車に貼る目印。
確か、日本の道路標識では、『その他の危険』だったような気が・・・
「ビックリするほど、危険(だから近寄るな)」と解釈しても良いのかな?
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ユジノサハリンスクにある『謎の古碑』

ユジノサハリンスク市内の、と或る通りの傍らに、何気なく置かれて有る『久遠山』の古碑。
明らかに、樺太時代の代物と思われます。
ネットで『久遠山』を検索してみると、「浄土真宗 本願寺派 無量院 久遠山 西光寺」「日蓮宗総本山身延山久遠寺」のサイトがヒット。
更に、古碑があった通り周辺を樺太時代の地図で確認。
「法華寺」「西本願寺」という寺院があったらしいことが判明するも、はっきりしたことは分かりません。
「何方か、ご存知の方、いらっしゃいませんか?」

古碑の中央上部、鉄パイプの折れた痕跡が。
ソ連時代コンクリートを流し込んで、道路標識か何かに用いたものに違いありません。
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サハリンクルーズ

生憎の天気となった18日早朝、コルサコフ港沖にクルーズ船サン・プリンセス号が碇泊。
初夏の北海道周遊と大自然を満喫するクルーズとして、横浜から太平洋を北上しサハリンへ立ち寄ってもので、その後、宗谷海峡を抜け、日本海、津軽海峡を通り、再び太平洋を南下し横浜へ帰港する9日10泊の旅。
サハリンには数時間の滞在でしたが、本当のサハリンの良さを感じて頂けたのでしょうか。

乗客はテンダーボートで上陸後、バスで一路ユジノサハリンスクへ。
市内観光の後は特設会場でお土産を購入。
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サハリンの牧場 羊と山羊

ユジノサハリンスクからコルサコフへ来客を出迎えに向かう道すがら、羊と山羊の群れに遭遇。
春、初夏を感じる清々しい光景に出くわした瞬間です。
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