〔海岸浸食が進む”ノヴォショロヴォ集落”〕
6月第3週の週末を利用して、釣り目的で訪れた”ノヴォショロヴォ集落”
ユジノサハリンスクから車で2時間ほどの”北ホルムスク駅”から、さらに北へ2時間ほど、列車に揺られて、無人駅に到着。途中、“チェホフ駅”や“トマリ駅”があります。
この集落の人口は約60人。子どもたちは、トマリ村の学校へ自家用車や列車で通学します。
日本時代は、たくさん住民がいたそうです。かつて、日本人が住んでいたという古い2つの住居や、学校跡の泰安殿の建物が残っていたので、見学しました。
ここの海は、かつては遠くにありましたが、海辺が浸食され、今では、かなり内陸までえぐられたとのこと。稚内の西海岸も、同じ現象が起きていることを、思い出しました。
ロシアは、広い国土を持つため、自然を管理する闘いは、続いているようです。
写真は、中央に写っている建物土台へ、海が迫っている様子です。