「女性の日」の祭り 2010年03月10日 〔雪中のフェスティバル〕3月8日の祝日、国際婦人デー(ロシアの「女性の日」)には、ガガーリン公園で時折陽が差す中、熱気溢れる催しが開かれていました。最初に若い女性たちのサンバの踊り、次に、男性の歌手たちがうっとりするラブ・メロディを女性客へ贈っていました。3月の催しでしたが、今年は雪が多いせいか、稚内のかつての「雪祭り」を思わせる様子でした。この日から、公園の遊具も始動しました。
男性が花を贈る日 2010年03月05日 〔3月8日は「女性の日」〕 ロシア人は花が大好きです。 3月8日は国際婦人デー(ロシアの「女性の日」)の祝日のため、事前の今日は男性が女性に贈る花を求めて花屋さんに殺到しています。 街中の花屋さんは、てんてこまいの忙しさ。花も売り切れになるほど注文があります。 ですが、今日の値段がいつもより高めなのは、便乗されているようで納得いかないのですが。
コルサコフ2番学校「日本文化の日」から 2010年02月26日 〔コルサコフ版”北海てっぺん踊り”〕きょう、コルサコフ2番学校で「日本文化の日」の催しがあり、出席の方々は多彩な内容に驚き感動していました。日本人の交換留学生1人もここで学ぶ中、サハリンの高校のクラスで唯一、日本語を教えている学校です。写真は、なんと、稚内の南極祭りの定番”北海てっぺん踊り”を、楽しそうに上手に踊る日本語クラスの学生たちです。コルサコフは、きのうからプラスの気温に転じて、この日は海の氷も溶け出してきていました。
デュオコンサート 2010年02月17日 〔2月12日のコンサートから〕ユジノサハリンスク市中央音楽学校ホールで開催された夜会コンサートモスクワから著名なピアニスト、チェリストが定期的な演奏活動でやってきましたお国柄なのか、こちらは80人ほど収容のホールで開催するのが普通です日本でなじみの無い長い組曲を丁寧に演奏し、若いながらピアノ、チェロの音色を再認識させるような奏でした
春がやってくる日 2010年02月15日 〔マスラニッツアの日〕2月14日バレンタインデーに市内では何の盛り上がりもなかったのですが、翌15日は”春を迎える”マスラニッツアの祭りでにぎやかでした。この日は、クレープ菓子に似たブリンヌィを食べる慣わし。写真は、アパート近くのミラ・ルィナク(平和市場)の食品店前でブリンヌィ試食を勧める係員。店内で出されたブリンヌィは、正に春を呼ぶ香ばしい味でした。
外交史が多い日本とロシア 2010年02月12日 〔サハリン初の外交関係者会議〕2月10日は、2002年に制定された”ロシア外交官の日”今回は、サハリン州郷土博物館で日米韓等の関係者を招き、初めての会議が開かれました。2階には、初めて日本との外交官(安政5年9月、函館ロシア領事館領事着任)になったゴシケーヴィチの銅像や、当時の外交資料が特別展示されました。
チェーホフを愛するまち 2010年01月29日 〔きょうは150年前のロシアに作家チェーホフが生まれた日〕偉大な作家の生誕150年を記念し、ここユジノでもサハリン州立図書館で朗読会、サハリン州立美術館で写真や絵画展、サヒンセンターで記念コンサートなど多彩な催しが開かれました。「サハリン州立図書館前庭のチェーホフ座像」「サハリン州立美術館玄関の催事ポスター」
樺太時代の南極探検家の碑 2010年01月25日 〔今年は日本の南極探検隊派遣から100年目〕コルサコフ地区「レスノエ村(往時の落帆村)」が大切に守っている碑です。この村からアイヌ民族が消えて久しい今日、樺太時代初期に白瀬南極探検隊へ参加した樺太アイヌ民族二人を偲んで建立されました。二人は、この地から探検に遣わされた樺太犬などの管理も率先して引き受けたと聞きました。この歴史は村の人たちの誇りであり日本時代の高潔な志を深く尊敬しています。当初は木柱の碑でしたが、2004年に日本人関係者によって現在の姿に再構築されました。集落背後に、うっそうと茂った針葉樹の山地域の”鎮守の森”を想わせ、見ているうちに荘厳な気持ちになりました。
キリスト教伝統行事 2010年01月19日 〔厄払い寒行〕1月19日午前0時からガガーリン公園の池の端で執り行われた”ロシア正教会信者による氷水浴”前日18日午後9時からのミサに続き行われました。きょう午前9時、そして23日にもキリスト教の伝統行事として行われるそうです。零下13度の気温の中で50人ほどが冷水に浸かり、一方、防寒服を着て見ている人たちは300人ほど。10分ほどで終わりましたが、実行する人たち、興奮気味に見ている人たち、どちらからも歓声が上がって”祭り”の雰囲気でした。
市民サービスの高まり 2010年01月15日 お正月休み明けの1月11日からユジノサハリンスク市役所玄関ホールに展示された”子供たちのお正月とクリスマスの思い出”季節の時機を逸しないため、そして作品募集手続きの複雑さを省きながら市民に慶賀の心を贈るため、市職員の子弟を中心に制作させ新年初登庁日に市役所に持参したものと聞きました。
”去年にさよなら”の日 2010年01月14日 きのうの夜は毎年恒例の”去年にさよなら”の日で、レーニン広場はあいにくの北風と雪でわずかの親子連れでしたが、各家庭では料理を囲んで日付けが変るまでパーティを楽しんでいたようです。