サハリンの春! ライダーの季節到来

5月29日土曜日、サハリン島内から200台のバイクが州都ユジノサハリンスクに大集合。
2016年のバイクシーズン到来を祝うイベントが開催された。
初めに、集合場所のクリスタルアリーナから、シーズン中の安全祈願のためロシア正教会へ。
その後、イベント会場のコルサコフまでサハリ州コジェミャコ知事を先頭に200台の大パレード。
北国のライダー達が待ちに待ったバイクシーズンの開幕です。

Sakh.com(29.05.2016)より転写
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オフローダー達の聖地 サハリン! 第2回ノースアイランドラリー&第1回ノースアイランドツアー

7月2日から8日までの日程で開催された「North Islands Rally 2015(OXA 1000 mile adventure ride)」。
全行程、凍える冷たい雨そして悪路との戦いでしたが、最後は皆笑顔でのゴール。
帰国前日の宿舎となったガガーリンホテルでの打ち上げも大盛況。翌年度の開催が待ち望まれるとことです。
一方、女性が多数参加した「North Islands Tour×nomadica」、7月7日から10日までの殆どの行程が抜けるような晴天続き。
殆どの方がサハリン初体験でしたが、サハリンの大自然を充分に満喫できたことでしょう。
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ラリーは連日の雨、雨、雨。
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ノグリキからオハにかけて悪路が続く。
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一方、ツアーはピーカン晴れ!
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最終日。帰路、コルサコフへ向かう。
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サハリンは大陸へのゲートウェイ(ユーラシア大陸への渡り方 2014年8月)第7回

今回のレポートもいよいよ最終回。
超難関だったワニノからサハリンへの渡航手続きについてお伝えします。
その前に、往路でお伝えできなかったワニノの街をチョトだけご紹介。
地名ワニノは1874年にこの地を訪れた地質学者ヴァニナに由来。
港は奥深い入り江に建設された天然の良港で、そこを望む北側の斜面に市街地がある。
人口は1万7千人程。バム鉄道も通る極東ロシアの重要港湾都市。
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往路同様、先ずは事前にダリ・トランス・サービス社(DTS)ワニノ支店へ出航時刻の確認と予約の電話を(ロシア語か英語が基本)。
だが、ロシア語も英語もアウトの場合は、直接港の検問所の係員等に身振り手振りで乗船希望を伝え、DTS社へ連絡してもらうしかない。
何故なら、困ったことにDTS社ワニノ支店は検問所から先、暫らく行った港湾敷地内にあるためだ。
住所:ワニノ市ジェレズノドロジナヤ通2
TEL/FAX:7-(42137)-65-0-35  携帯:8-914-758-74-49
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出航予定は翌日の午前11時。朝8時30分、DTS社員と検問所の前で待ち合わせ。
社員に連れられ検問所右横の港湾通行許可局で入港許可書の発行手続き。
ところが、最初の申請では入港許可書が下りず!書類の記載ミスなのか? とにかく意味不明。
言われるまま、パスポート、車両登録書等をDTS社員へ預ける。チョッと不安。そして、社員は税関局へ。
やっとの事、理由が分らぬまま許可書が発行される。その間、1時間30分を要する。
流石に、言葉の壁の大きさを痛感。
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2ヶ所の検問所を通過しDTS社にて乗船手続。支払いはルーブル。
※写真上は検問所の横にある税関局。写真下がDTS社ワニノ支店。
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3つ目の検問所を通って乗船待機場へ。
ところが、有るはずのフェリーの姿は何処にも無く、到着が遅れているとの事。結局、到着は午後2時過ぎ。挙句の果てに、船内から貨車を引き出す機関車の手配が遅れたらしく、貨車は船内に残ったまま。
乗客は、とにかく待ち続けるしかない。
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時間を持て余したロシアのトラック野郎に誘われプチ宴会。
午後4時半過ぎ、機関車が到着。宴会もお開きに。
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出航は予定より7時間遅れの午後6時過ぎ。DTS社員との待ち合わせから9時間30分。
何より驚いたのは、文句も言わず黙って待ち続けたロシア人の忍耐強さ。決して日本人には真似のできない技?
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帰りのフェリーで知り合ったイタリア人とドイツ人のライダーの二人。
二人とも、数日、ユジノサハリンスク滞在した後、日本を経由しオーストラリアを目指すとの事。
ユジノサハリンスク市内での宿泊と日本への渡航手続きをお手伝い。
稚内市サハリン事務所が入居するビル前で記念写真。
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これで、大陸へのツーリングレポートはお終いです。
とにかく、何が起こるか分らないロシア。大陸へ渡るには時間的余裕と何が起きても動じない心の余裕が必要なようです。

サハリンは大陸へのゲートウェイ(ユーラシア大陸への渡り方 2014年8月)第6回

交通量も少なく天候にも恵まれ、午後5時にはハバロフスクへ到着。
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ここで、ハバロフスクをチョッとご紹介。
ハバロフスクは極東連邦管区本部が置かれているロシア極東部の中心都市。
人口は約58万人。燃料エネルギー、機械産業が盛ん。
気候は北方に位置する内陸性気候のため寒暖の差が著しく夏は30度、冬はマイナス40度近くまで下がる日もある。
また、旧市街はもとより、ビロビジャンを始め近郊にも数多くの観光地が点在する。
写真はハバロフスクの中心市街地の様子
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アムール川で短い夏を惜しむように楽しむ市民の姿。
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サハリンの知人に連絡。ハバロフスクのバイク仲間を紹介してもらいリアブレーキの修理。
ガレージを提供してくれたアルセニイと彼女のユリヤさん。二人と一緒に記念写真。
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サハリンは大陸へのゲートウェイ(ユーラシア大陸への渡り方 2014年8月)第5回

ワニノから約350㎞、リドガに到着。ハバロフスク左214㎞の標識。
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リドガはハバロフスクとコムソモリスク・ナ・アムーレの中間に位置する小さな集落。
交差点を起点に、ハバロフスクとコムソモリスク・ナ・アムーレ方向に、それぞれガソリンスタンド有り。
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リドガ~ハバロフスク間に数か所ほど突然現れる数百メートルのダート。
聞くところによると、昨年のアムール川の大洪水で道が流された区間との事。
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快適とは云えないまでも、リドガ~ハバロフスク間は概ね100%が舗装路。
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アムール川流域のガッシ湖とシンジンスコエ湖。両湖ともアムール川の中州の形成によって流域から分断されてできた湖のよう。ネットでも検索できない湖だが日本の名ある湖程の大きさ。アムール川の大きさを改めて感じた瞬間だ。
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シンジンスコエ湖畔の集落マヤク。風光明媚で、GS、マガジン、カフェも有り。休憩には打ってつけの町。ハバロフスクまで後120km程。
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サハリンは大陸へのゲートウェイ(ユーラシア大陸への渡り方 2014年8月)第4回

翌朝7時、ハバロフスクへ向け出発。ホテルを出発して港沿いの道を数キロ進むと「リドガ 右345㎞」の標識が。
リドガまでガソリンスタンド無し。ガス欠に注意!筆者は形振り構わず、10Lタンクを背負っての走行を敢行(車両の更新時にビックタンク購入をケチったツケが今になって・・・)。
数十キロ進むとパッチワークの様な穴ボコ道路が十数キロに亘って出現。走行に注意。
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真っ直ぐに続く道と見果てぬ大地。この道がユーラシア大陸の最西端ロカ岬(約13500㎞)まで続いているかと思うと感慨深い。何時か必ず挑戦してみたいものだ。
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ワニノから約120㎞の地点の工事区間。急ピッチに進む舗装化。年内には間違いなく完成するだろう。
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ワニノから約180㎞の地点のドライブイン。車の修理も可能。この辺りは完成して間もない真新しい舗装路。
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ワニノから約190㎞の地点から始まるダート。
路面は岩石を敷き詰め転圧した超硬度な穴ぼこ路面。
振動でリアブレーキを固定するボルトが脱落。やむを得ずビニールテープで固定。
ついでに、背負ってきたタンクから給油。
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次回へ続く。

サハリンは大陸へのゲートウェイ(ユーラシア大陸への渡り方 2014年8月)第3回

愈々、ユーラシア大陸への上陸です。
下船後、先ずは港湾管理事務所(?)で下船手続き。下船証明書らしき書類を発行してもらう。
その後、3ヶ所のある検問所にて下船証明書を提示検閲後やっとの事で港外へ。
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ワニノ到着が夕刻以降の場合は、宿泊が必要(夜間走行は危険)。
そのため、宿泊は港出入り口近くのホテルワニノへ。
料金は一泊食事無しで3000~3500ルーブル程、少々割高。
ただし、フェリーの到着時刻が午前中の場合は、リドガ、ハバロフスクへ向かうことも可能だ。
日頃の行いがモノをいう?(運しだい)。
駐車場はホテル前の通りを左へ200m程の所に有る(1泊50ルーブル)。
また、その駐車場の向かい程にスーパーマーケット有り。夜間を除き営業。食事等も心配なし。
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【追加情報】
サハリン9客室料金(単位はルーブル)
甲板より上階:1人部屋(2730)、2人部屋(1825)、4人部屋(1680)。
同下階:4人部屋(1375)、8人部屋(1000)。
バイク積載:~200kg(4530)。

サハリンは大陸へのゲートウェイ(ユーラシア大陸への渡り方 2014年8月)第2回

前回、乗船手続に関して大事なことを一つお伝えするのを忘れていました。
一連の乗船手続に関し、全てロシア語か英語が基本です。基本的には日本語は通じません。
そのため、今年大陸へ渡った何名かの乗船手続を当事務所でお手伝いしたという事も有りました。
また、出航時刻は前日でなければ分らない(決まらない)ため、乗船まで何度もDTS本支社へ赴かなければならない事を覚悟しなければなりません。

さて、いよいよ乗船です。
港入口の検問所にて乗船のための一連の書類を検閲後、港内へ。
貨車、大型トラックと乗用車に続き、最後に二輪の積み込み。
船内へと続く貨車積み込み用の線路。その脇にはタイヤがすっぽり填まってしまう程の広い隙間が。慎重に乗船したいものだ。
バイクはトラックと乗用車のチョットしたスペースに駐車。固定することは一切なし。バイクが転倒してしまわないものかと大いに不安。
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車両の積み込み後、乗客は船体前方右横の乗船口から船内へ。
【サハリン-9】総トン数:9346t。速力:最大13ノット/平均9.1ノット。
客室は、甲板より上階:1人部屋(VIP)、2人部屋、4人部屋。同下階(窓無し):4人部屋、8人部屋。
因みに、上階2人部屋で片道6500ルーブル程(2輪車両込)。
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写真は上階2人部屋。簡易的なソファ、テーブル、イス、ロッカー、洗面台が完備。ベッドは上下2段。
シーツ、枕カバーは客室係の部屋まで受取りに行かなければならない。また翌朝には返却が必要(返却のためのサインを求められる)。
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船内にはシャワールーム、ランドリーが。有料で使用出来るらしい。
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食堂兼売店。乗船前に渡された軽食の引換券と軽食(写真下)。食事もできるが、メニューは全てロシア語。
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サハリンは大陸へのゲートウェイ(ユーラシア大陸への渡り方 2014年8月)

一昨年程前から、サハリンへの旅のついでに当事務所を訪問して下さるライダーの方々の数が激増しています。その多くは『アムールスカヤ通の窓から』のツーリング情報を見て下さっているライダーの方々で、旅の情報交換が主な目的です。
また、今年に入ってからは、サハリンを経由しヨーロッパ、アフリカ、世界一周を目指す日本の若いライダーを始め、大陸からサハリンを経由して日本へ渡る海外のライダー達もそれぞれの情報収集のため立ち寄って下さっています。
そんな彼らに触発され、遂に8月下旬、大陸へのツーリングを敢行(ハバロフスクまでの道路取材)。
悪戦苦闘のフェリー(ワニノ~ホルムスク間)の乗船手続を始め、最新のハバロフスクまでの道路状況を数回に分けてお伝えします。

ホルムスク~ワニノ間(270km)を19時間程で結ぶ連絡船サハリン8号、9号。
その運航方式は定期便であるにも関わらす運行日程は不規則で、荷物が集まり次第出航するというもの。
そのため、大陸へ渡るには先ず事前に運航会社である「ダリ・トランス・サービス(DTS社)」へ電話または直接訪問し、乗船予約とチケット購入の後、出航予定時刻の2時間程前までには乗船手続を終える必要がある。
ただし、出航予定時刻は前述の通り不規則で丸1日以上待たされることも有り、また出航時刻が予定より数時間遅れることもざらに有るため、繰り返しになりますがサハリンから大陸へ渡る際にはユジノサハリンスクにあるDTS本社で出航予定時間の確認と事前のチケット購入を是非ともお勧めする。
因みに、この度の取材旅行の復路(ワニホ発ホルムスク着)では、乗船手続後フェリー横で10時間程待たされることになった。

一連の乗船手続き(ホルムスク発ワニノ着)は次の通り。
1.出航日時の確認とチケット購入(DTS社本社)。
住所:ユジノサハリンスク市アムールスカヤ通62 
TEL:7-(4242)-72-58-93 FAX:42-44-00
E-mail:daltransservice@sakhalin.ru
https://www.daltrans.net/
2.乗船手続(DTS社ホルムスク支店)。出航予定時刻の2時間前までに
3.港内立ち入り手続き(ホルムスク港湾通行許可局)。
4.乗船準備(港内出入り口に集合)
5.乗船

DTS本社(2階)が入居するビル。因みに、稚内市サハリン事務所はここの裏隣りのビルに入居。
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DTSホルムスク支店(2階)が入居する建物。
住所:ホルムスク市カテルナヤ通1 
TEL:7-(42433)-2-00-79 FAX:6-69-83
E-mail:kholmsk@daltrans.ru
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港湾通行許可局窓口(フェリーターミナル1階)と、港内出入り口(カテルナヤ通の突き当り)
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必見! クリリオン岬(旧西能登呂岬)への道

先週の土日(8/16、17)を利用して、日本人3名とロシアの友人、そしてその仲間7名とで、RV車での1泊2日のキャンプ旅行へ行ってきた。
目的地はクリリオン岬。
クリリオン岬は、日本最北端の宗谷岬から、宗谷海峡を挟み43Km先にある日本から最も近い外国の領土。
その感動のクリリオン岬までの旅の様子をお伝えします。

朝9時、ユジノサハリンスクを出発。西海岸の街ネベリスク(旧本斗)、ゴロナザヴォーツク(旧内幌)、シブニノ(旧南名好)を経て、クリリオン岬へ向かうコース。
ゴロナザヴォーツクからシブニノまでのフラットダートの後、ひたすら続くビーチラン。
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途中、野生の馬に出くわす。嘗ての軍用馬の子孫だろうか。
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往路、数か所の景勝地で休憩。
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クズネツォバ岬(旧宗仁岬)の灯台とそこから望む超絶景はサハリン一。
岬近くの集落では驚くことにヒグマが飼育されている。
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クリリオン岬まで後一息。だが、海渡りと悪路はまだまだ続く。
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遂に、感動のクリリオン岬に到着!
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宗谷海峡を挟み、はっきりと稚内が見える。
写真では不明だが、双眼鏡で宗谷丘陵の風車群、稚内公園に建つ百年記念塔を確認できる。
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キャンプ地、旧白主に到着。
白主は、既に江戸時代中期には松前藩の商場、幕府の番屋が置かれた樺太の玄関口。
間宮林蔵、松浦伝十郎もこの地で寝泊まりしたに違いない。
夕暮れ時、利尻の山をはっきりと確認できる。
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クリリオン岬までのツーリングには、オートバイでの単独ツーリングは決してお勧めできない。
クリリオンまでの道を熟知した地元の者とともに2台以上の4輪駆動車でのツーリングか、加えてオートバイでのツーリングにはサポートカーにガソリンを積載し行くしかない。

感動をありがとう! 第1回ノースアイランドラリー「札幌・稚内・サハリン5デイズ」終わる!

北海道とサハリンの二つの島を繋いだ国際ラリーが成功裏に終了(6/29~7/3)。
サハリンステージ3日目(7/2)には、6月12日に発生した暴風雨の影響により、走行不可能となる一部区間があったものの、サハリン州政府の特別な計らいで、現在車両での立ち入りが禁止となっている「山の空気」展望台までの走行が認められる等、出場者皆、大満足の様子。
また、最終日前日に行われた打ち上げパーティでは、主催者から次年度は「オハを目指す!」との大胆な発言が飛びだす等、出場者一同大いに盛り上がりました。
来年は、今年以上に多くのライダーの参加が有るよう期待したいものです。
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サハリンステージスタート前、地元テレビ局の取材に応じるNIR実行委員会代表春木氏。
同じくスタート前のミーティングの様子。
宿舎となったオホーツクコエのホテルオリエンタルでのスタートの様子。ライダーは30秒間隔でスタート。
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サハリンの大自然の中、延々と続くダート(サハリン西海岸イリンスキー~ホルムスク間)。
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ユジノサハリンスク「山の空気展望台」。眼下に広がる雲の海。その下にはユジノサハリンスクの街並み。
地元サハリンモーターサイクル協会の面々も加わり記念写真。
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第1回ノースアイランドラリー 札幌・稚内・サハリン5DAYS試走

6月4日から10日に掛け、NIR実行委員会のメンバーがサハリンを訪問。
ラリーコースの最終決定のための試走を実施した。
1日の走行時間が朝6時から深夜11時まで及ぶハードな日程の日も有りましたが、サハリンモーターサイクル協会の全面的な支援の下、サハリンの魅力を十分に堪能できるコース設定(サハリンステージ約770km)に仕上がりました。
今年、出場を躊躇ってしまったライダーの皆さん。来年は是非出場(参加)すべきですよ。
そして、稚内からサハリンまでのルートは、ユーラシア大陸の西の果てポルトガルのロカ岬へのスタート地点でもある事をご存知ですか?

デジタル計測器2台とGPSを駆使して計測
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2台の試走車
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コースとなった村の市街地に牛を発見。一方、山間の林道では熊の糞を発見。恐ロシア!
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●ラリーの内容についての問い合わせ
ビッグタンク
〒064-0944 札幌市中央区円山西町3丁目1-20-205
PHONE.0903-110-1571  FAX. 011-621-8999 担当 : 春木久史
haruki@mvf.biglobe.ne.jp

ノースアイランドラリー 札幌・稚内・サハリン5デイズ

今年、6月29日から7月3日の5日間に亘って、『ノースアイランドラリー 札幌・稚内・サハリン5デイズ』と銘打ったツーリングツアーが、北海道とサハリンを舞台に開催される。
このツアーの特徴は、主催者から提供されるコマ図等を参照しながらライディングするラリー形式。
ただし、本格的なラリーとは異なり、タイムを競う区間を設けず、日本とロシアのそれぞれの法令を順守して走行する。
北海道ステージは札幌~稚内の約350㎞。そして、本番のサハリンステージでは南サハリンをフィールドとしたダート中心の約730㎞。
プレエントリーの締め切りは、4月10日まで。参加定員に、まだ若干の余裕があるとの事。
宗谷岬までのツーリングでは物足りないと感じているライダーの皆さん。是非一度、サハリンの大地へ愛車と共に足を踏み入れてみては如何でしょうか。
【問合せ先】
●旅行主催・必要書類等の送付先
株式会社ノマド(観光庁長官登録旅行業第1668号)
〒060-0062 札幌市中央区南2条西6丁目8 一閤ビル 2F
TEL.011-261-2039  FAX.011-261-1998 担当 : 伊藤稔
ito@hokkaido-nomad.co.jp
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haruki@mvf.biglobe.ne.jp
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http://btmadv.wordpress.com/
http://btmadv.wordpress.com/2014/02/19/%e6%9c%ad%e5%b9%8c-%e7%a8%9a%e5%86%85-%e3%82%b5%e3%83%8f%e3%83%aa%e3%83%b35%e3%83%87%e3%82%a4%e3%82%ba/

サハリン縦断ツーリングのための、道路情報(2013.7現在)第4弾

サハリン縦断ツーリングのための、道路情報も今回が最終回。オハ近郊の様子をお伝えします。

オハで知り合ったジーマとコースチャ。171cmの筆者が小さく見える。両人とも190cm程の大男。
彼らに連れられ、オハ近郊を観光ツーリング。
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場所は今一不明。また、言葉もあまり通じず良くは判らなかったが、コインを打ち込んで祈ると、願いが叶うと云うオブジェ。
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サハリンで最初に採掘された油田跡(1928年10月)。今から90年ほど前から採掘されていたとは驚きだ。
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オハでは、海底ガス油田だけではなく、今でも陸上での石油採掘が行われている様だ。
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ネクラソフカ(オハから西へ30km)の海岸でバーベキューを楽しむジーマとコースチャの仲間達。気さくで人懐っこいロシア人。バーベキューを御馳走になる。
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物寂しいポムリ湾(汽水湖)
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ツーリング後は、ジーマのガレージで洗車。ユジノサハリンスクでの再会を、固く約束し握手。
本当に気さくで良い奴らだった。
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復路省略
ユジノサハリンスク到着時。走行距離はメーター読みで1,922km
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【プチサハリン縦断ツーリング情報】
道路状況は、3年前とは異なり明らかに改善されていて、コルサコフからスタロドブスコエまでだった舗装路が、ポロナイスクまで完全舗装化。
また、雨が降るとエンデューロコースと見間違うばかりに泥沼状態となっていたノグリキ~オハ間は、砕石が投入され、一部を除き高速走行も可能なフラットダートに変貌。
今では、雨天であっても、オフロードバイクでなら、初心者でもサハリン縦断は可能だ。
写真は3年前のノグリキ~オハ間。坂を登れないで立ち往生している大型トラック。
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オハ到着後のバイクの状態。まるで、エンデューロレース後の様。
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オハから更に北、コレンドー自然保護区(撮影3年前)。写真には無いが、オハ~コレンドー間は、今でも雨が降ると泥沼状態(今回確認済み)。
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往復2千キロにもなるサハリン縦断ツーリング。体力に自信がなかったり、列車の旅も楽しみたい人へのお勧めプラン。ノグリキから夜行列車でユジノサハリンスクへ戻るのも一つのツーリングスタイル。
写真は3年前、ノグリキ駅でのバイクの貨車への積込みの様子と貨車内の様子。
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サハリンツーリングに関する問い合わせは、
稚内コルサコフ国際定期フェリーを運行するハートランドフェリー稚内支店(TEL0162-23-3780)へ。
http://www.heartlandferry.jp/sakhalin/index.html

サハリン縦断ツーリングのための、道路情報(2013.7現在)第3弾

第3弾は、ティモフスコエからオハまでの道路状況の報告です。

ティモフスコエを過ぎ間もなく、オハまでの距離336㎞を示す標識。ここからがまた、ダートの始まり。
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スミルニィフ~ティモフスコエ間によく似た、硬いフラットダートが続く。
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オハへの道は、ノグリキ市内中心部を通らないが、チョッと寄り道して市内散策。
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ノグリキ北近郊では、道路工事が真最中。
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ヴァル近郊の様子。明らかに北緯50度以南と植生の違いを感じる。また、ダートも砕石から粘土質に変わってきた。
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ノグリキ~オハ間の中間地点にあるピリツン川。ノグリキ~オハ都市間バスの乗り換え地点になっている。
料金は片道1000ルーブル。
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オハまで、残すところ、数十キロ。
粘土質の悪路が出現するも、ごくわずか。以前に比べ、道路改良は著しく進んでいるようだ。
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オハまで、後わずか。
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オハに到着。メーター読みで、ユジノサハリンスクから、894km 。街中心部の広場では結婚式が。
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サハリンツーリングに関する問い合わせは、
稚内コルサコフ国際定期フェリーを運行するハートランドフェリー稚内支店(TEL0162-23-3780)へ。
http://www.heartlandferry.jp/sakhalin/index.html